Quantcast
Channel: ムーンロックの日記
Viewing all 92 articles
Browse latest View live

くるり「チミの名は。」 ZEPP SAPPORO

$
0
0
2017.2.15 WED  ZEPP SAPPORO  19:00 START

<セットリスト>
1.愉快なピーナッツ
2.魔法のじゅうたん
3.Baby I Love You
4.ハム食べたい
5.BIRTHDAY
6.Bus to Finesbury
7.Morning Paper
8.Tonight  Is The Night
9.琥珀色の街、上海蟹の朝
10.ふたつの世界
11.帰り道
12.Long Tall Saiiy
13. Superstar
14. Ring!Ring!Ring!
15.Everybady feel the same
16.How to go
17.ロックンロール
18.街
19.虹

En
20.ばらの花(弾き語り)
21.京都の大学生
22.ワールズエンド スーパーノヴァ
23.Libety & Gravity


JAPAN 2016年10月号 エレカシインタビューを読んだ

$
0
0
私はエレカシインタビューについては山崎氏を一番信頼している。
何故ならCHERRY BOYSの一人が彼だからだ。
宮本の才能を信頼し続け後押ししてきた人であり、宮本と年も近い彼は良きアニキ、宮本の相談相手として公私に渡り信頼関係を築いている。

人は信頼している人には心を開くし本音も言う。
だから数あるインタビュアーの中でも山崎氏を信頼するのだ。

まず写真。
見事に今の宮本浩次を映し出す。
50歳の、プラマイゼロの宮本浩次じゃねぇか。
これでいい。正解だ。

夢を追う旅人/i am hungryに関するあちこちのインタビューで何度も老年の青春と言い、この2曲のお蔭で元気になったという宮本。
その源はなんなのか?
宮本は母親から「あなたは大器晩成型ね」と言われたことがあると何かで読んだ事がある。悩み続け行きつ戻りつしながら歩み続けた約30年。
バンドとしても人間としても50歳らしい様々な経験を積み重ねてきた彼らにとって、何度も言っているが宮本の病気は大きなターニングポイントだった。

人は自分の努力だけではその壁を破る事が出来ない時がある。病気もその一つだ。
RAINBOWはそのどうにも抗えないものへの忍耐と迷いと苦悩との戦いを歌ったリアルな肉声である。事実自信を失いかけたり、不安を抱いたりもしたと言っている。
しかしその忍耐の期間を何とかくぐり抜けた時に待っていたのが明治からの曲の依頼であり、タイアップ曲の依頼だった。
人間は「必要とされている」と思った時には凄い力を出すものだ。病気をくぐり抜けてきた宮本にとっては明日への希望を見出し自信を取り戻すには十分な出来事だっただろう。
そして周りの後押し。
だがしかし、これは30年近くの間彼らが真面目に、筋を一本通して戦ってきた事への評価なのだと思う。他にない、唯一無二の音を鳴らし歌を唄うバンドであり続けたからだと思う。不遇な時代も、バンドサウンドから離れた時さえも宮本は自らの内側でなる音楽を追及する事を辞めなかった。そこに反省はあっても、妥協はなかった筈だ。
そのスタイルを崩さずに30年積み上げた結果が今なのだと思う。

50近くになって病を乗り越えて作ったRAINBOWは紛れもなく様々なところで人々に届いた。その結果が今なのだ。実に実に大器晩成型の典型じゃないか!

今の宮本の晴れやかさは何だ??
苦節30年なんてクサイ言葉だが、全てに意味があった。
いや、全てに意味をもたらしめたのは彼らだ。
そして、インタビュー中にもあるとおり、彼らはいつか終わりが来ることを自覚した。(これも前に書いたことがある)

全ての存在はいつか必ず終わる。だからこそ今この一日一日が輝く。
これは若いバンドにはきっと出せない輝きなんだよ。
ファイティングマンが今なお新たに人の胸ぐらを掴む。
夢を追う旅人が30年を総括し新たな旅立ちを高らかに謳う。
i am hungryがファイティングマン以上の熱を帯びて人々に銃爪を引く。
なんてこったい、だよ、全く。
人に期待されて褒められて伸びるタイプだね、宮本よ(笑)
さて、これからの10年が楽しみだ。
本当の自信と自由と、確かな終わりを自覚したバンドの音楽と生き様はきっと美しいに違いない。

見届けさせてくれ。
共に歩むから。

エレファントカシマシ 野音2days ライブレポート 1日目

$
0
0

 エレファントカシマシ 日比谷野外音楽堂 2016 2days
 
        全てを背負い、未来へと向かう男たちの渾身の決意表明の2日間 
それが今年の野音だ!!
    

イメージ 1

2016.9.17 SAT  17:30~

<セットリスト>
1.ズレてる方がいい(RAINBOW)
2.歴史(扉)
3.ゴッドファーザー(グドモ)
4.ふわふわ(singles 1988-2001)
5.道(奴隷天国)
6.おれのともだち(エレカシ5)
7.too fine life(生活)
8.風に吹かれて(明日に向かって走れ)
9.いつものとおり(奴隷天国)
10.月の夜(生活)
11.珍奇男(浮世の夢)
12.武蔵野(グドモ)
13.流れ星のやうな人生(町の見える丘)
14.昔の侍(明日に向かって走れ)
15.流されてゆこう(ココロに花を)
16.Baby自転車(ココロに花を)
17.悲しみの果て(ココロに花を)
18.so many people(グドモ)
19.四月の風(ココロに花を)

2部
20.友達がいるのさ(風)
21.i am hungry
22.今宵の月のように(明日に向かって走れ)
23.涙(東京の空)
24.コールアンドレスポンス(グドモ) 
25.RAINBOW(RAINBOW)
26.FLYER(starting over)

3部
27.星の降るような夜に(東京の空)
28.夢を追う旅人
29.ガストロンジャー(グドモ)
30.ファイティングマン(エレファントカシマシ)

en
31.この世は最高!(東京の空)
32.「序曲」夢のちまた(浮世の夢)

 9月18日、新千歳空港に降り立った時、空気は最早秋。
あの野音のジメッとした湿度の高さや迫りくる高層ビルの群れはない。
ホッとしたのと同時に東京のあの空の下ではない現実に少しの寂しさを感じた。

 初の野音、初の日比谷野外音楽堂だった。何度も映像で見ていても、むせ返る
緑の中の音楽堂の前に立つと「来たな~」という気分になる。
若干の緊張感はあるものの燥ぎたくなるほどでもなく、ただひたすら彼らの音を
待つ。野音でどんな曲をどんな風に聴かせてくれるのだろう。その事だけが私を支配していた。

 SEが止み、17時半を過ぎた頃だったろうか。
メンバーが出て来る。観客からはわ~っと言う歓声が沸く。
気になっていたキーボードは細海魚さん。初めて生で聴く魚さんのキーボード。
成ちゃん、トミはいつも通り、赤毛のアン、石くんは髪の毛を帽子で隠して見えないよ(笑)。ミッキーはまた一段と髪の毛を短くしたかな?宮本はいつもの白シャツ警部(笑)

 ズレてる方がいいからのスタート。常日頃からズレてる私。そしてPVの撮影場所を見に行ってそんなに経っていないせいかこみ上げるものがある。そして次の曲が
なんと「歴史」!成ちゃんがいつものtop dogからホワイトボデーのtop dogに持ち替える。イントロのベースライン。いつも聴いている音源よりも物凄い迫力を持ち、この曲の始まりに相応しい正確な音とリズムを刻む。宮本の声もよく響く。
さすが野外音楽堂だと思う。音がとてもいい。各楽器の音の輪郭がクリアでその上野外なので、音が空の果てまで届いていくような・・・そんな錯覚に陥る。なんてステキなんだろう、この音楽堂。


イメージ 2

 そこからグドモやエピ期中心の曲が並ぶ。
私はエピ期の曲が好きだ。これぞロック中のロックだと思っている。
それは宮本がもがき苦しんでいる実像そのままが表れているからだ。
悟りきった音楽なんてロックじゃない。人はいつまでも悩んで苦しんで、そこから光を見つけて這い上がろうともがき苦しむ。
何歳になったってこのままでいいんだなんて思えない。
思ったらロックは終わりだ。

 50歳の歌うエピ曲たち。あれから約30年近くの時を超えて・・・今はどうだ?
ちゃんとちゃんとロックンロールじゃないか、コノヤロー!!
年齢を重ねてあの時の支離滅裂な宮本ではだいぶなくなっているかも知れない。
でも、未だにどこかに違和感を感じて叫ぶ宮本がそこにいた。

     この世のきまりは みんな正しいと信じられて
     身動き一つ取れない
     
     うるせぇ だまれ ボケなす
     俺に命令するな 言われた逆をやってやる
     
     道徳も法律も常識もみんな
     俺を追い込んだ動けないよ 何が自由だ

     この世のきまりは みんな正しいと信じられて
     身動き一つ取れない
               (ふわふわ)

 声はよくのび東京の空に響き渡る。私は幾度、曲を聴きながら空を見上げ、ビルを
見やった事か。
「風に吹かれて」ではライジングを思い出した。
でも、ライジングの風に吹かれての方が良かったよ(笑)
だってライジングの客は風に吹かれてをライジングで演る事の意味の重さを解っているからね。

そして「月の夜」。
なんと美しい歌か。
私は彼らのバラードが途中から叫びに変わるところが好きだ。センチメンタルに浸っていない強さが好きだ。

 時に感傷は人を弱くする。
感傷は心を休ませ、自己肯定し、不甲斐ない自分を慰める。
それも時には必要だと思う。
でもいつまでも感傷に耽っているのを私は良しとしない。
人よ強くあれ。例えば「涙」の様に。
私が「涙」が好きなのはそんな理由からだ。
特に女の簡単な涙はキライだ。
中途半端な感傷もキライだ。
最後には虚勢でもなんでもいい、胸を張ろうとする。
そんな人間が好きだ。

そんなことを、私はエレカシを聴きながら思うのである。

1日目、「序曲」夢のちまた。
遠かったので宮本の表情まではわからない。
涙声になった宮本の声。
  

      忘れるだろう 忘れるだろう 
      今日一日のできごとなど
      何をなしても忘れ行くのみで
      忘れ行くさ 夢のちまたへ


      春の一日が通り過ぎていく
      ああ 今日も夢か幻か
      ああ 夢のちまた



 孤独な若き日の頃を思い出したのか。
いや、私は今も宮本は孤独に自分と戦っていると思っている。
戦いは常に孤独なものだ。
孤独な戦も時として涙腺が緩む。

目の前に心温かきたくさんの観客がいるからだ。
宮本はこの日、この曲で自らの感情を解き放ってくれたと思っている。

全て受け止めた。
宮本よ、あなたは自らに勝って来たんだと思う。
自らを思いっきりの勇気で拓いて来たんだと思う。
私はこの日、宮本の本音を生で聴いた。聴けた。

1日目の野音はここに尽きる。
エピ曲を12曲も歌い、最後に涙したあなたの歌は心の底から素晴らしかったと思う。

               *ライブレポ2日目へ続く

☆思い出しながら書きました。間違いなどありましたらお許し下さい。


          

           

エレファントカシマシ 野音2days ライブレポート 2日目

$
0
0
2016.9.18 SUN  17:00~

<セットリスト>
1.ズレてる方がいい(RAINBOW)石 セミアコ 宮 タンゲマン 高 赤t.dog
2.歴史(扉)          石 茶ストラト宮  〃    高 白t.dog
3.ゴッドファーザー(グドモ)    石  〃   宮   〃
4.浮き草(THE ELEPHANT KASHIMASHI)
5.道(奴隷天国)
6.おれのともだち(エレカシ5)
7.土手(THE ELEPHANT KASHIMASHIⅡ)  石 青ストラト
8.サラリサラサラリ(THE ELEPHANT KASHIMASHIⅡ) 石 茶ストラト
9.風に吹かれて(明日に向かって走れ) 石 セミアコ 宮 タンゲマン
10.いつものとおり(奴隷天国)    石 茶ストラト 宮 ストラト(ブロンド)
11.月の夜(生活)        宮 アコギ K.YAIRI 90-BLR B 石 セミアコ
12.珍奇男(浮世の夢)           石 レスポール     宮 YAIRI→ストラト(ブロンド)
13.武蔵野(グドモ)      石 レスポール  宮 タンゲマン
14.流れ星のやうな人生(町の見える丘) 石 ストラト 宮 タンゲマン
15.昔の侍(明日に向かって走れ)    石 レスポール 宮 ストラト(ブロンド)
16.流されてゆこう(ココロに花を)   石 レスポール 宮 タンゲマン
17.Baby自転車(ココロに花を)
18.悲しみの果て(ココロに花を)
19.うれしけりゃ飛んでゆけよ(ココロに花を)
20.so many people(グドモ)
21.四月の風(ココロに花を)

2部
22.友達がいるのさ(風)
23.i am hungry
24.今宵の月のように(明日に向かって走れ)
25.涙(東京の空)
26.コールアンドレスポンス(グドモ) 
27.RAINBOW(RAINBOW)
28.FLYER(starting over)

3部
29.星の降るような夜に(東京の空)
30.夢を追う旅人
31.ガストロンジャー(グドモ)
32.ファイティングマン(エレファントカシマシ)

en
33.この世は最高!(東京の空)
34.待つ男(THE ELEPHANT KASHIMASHIⅡ)




あぁ、もう野音が終わってから1週間が経とうとしている。18日のライブレポを早く書きたかったのだが状況が許してくれず今日になってしまった。
なので記憶も殆ど薄れた状態で書き殴りのメモとわずかな記憶を辿っての単なる感想になってしまいました。詳しいレポは他の方が載せているので私は18日野音2日目で感じた事などをつらつらと。

途中までしかメモれなかったが、宮本と石くんの使用楽器も書いてみた。




野音2日目の朝。外は曇り。
前日、1日目の野音終了後、気のおけない音楽仲間が赤坂へとあるバンドのライブを聴きに行っていて
夕食を共にするのに赤坂へ。様々な話に花が咲き、いつもは飲まないアルコールも
回ってしまった。お開きになってホテルへ帰還。1日目の野音の余韻に浸りながら
持ってきたポータブルBDプレーヤーにエレカシの映像を入れ、それを観ながら1日目のセトリを分析する(笑)
どのアルバムからの選曲か。こういった作業もまた、ライブの楽しみだったりする。




降雨が心配されたこの日の野音は1日目とは確かに違うライブだった。
何が違ったのか。
1日目がエレファントカシマシ、宮本の感情を思うがままに紡ぎ出した日だったと
すれば2日目のそれはロックバンド、結成30周年を迎える エレファントカシマシというプロ集団の音の塊に圧倒されたライブだったという事だ。

これは私の想像で(いつも想像なのであしからず)しかないが、
おそらく宮本は1日目を当然振り返っただろう。ラストを夢のちまたではなく待つ男にしたのも理由があると思っている。
1日目の最後に感情を露わにした宮本(何も今に始まった事ではないにしても)。
夢を追う旅人とi am hungryで老年の青春と発言し、今が新たなスタートと感じさせる現在のエレカシ。そして間もなく結成30周年。こう言った事を考え合わせると、1日目のエレカシではいけないと思ったのではないかと。
感情のほころびはプロとしては許されないと思ったのではないか。
そんな事を考えた。




 1日目のセトリを基本として若干曲を入れ替えアンコールも含めて全34曲。

☆1日目あり2日目なしの曲  ふわふわ、too fine life、夢のちまた
☆1日目なし2日目ありの曲  浮き草、土手、サラリサラサラリ、うれしけりゃとん
              でゆけよ、待つ男

1日目もホントに良かったのだが、それにもまして2日目のバンドとしての曲の力が凄かった。

よくライブの出来はドラムのトミにかかっていると言われるが、このトミのドラムが絶好調だった。いつもならパワーダウンしたドラムのトミを振り返り「もっとハイテンポでパワー入れて叩けよ!!」と宮本のそんな姿を余り見かけなかった。
そしてギターの石くんも今まで以上に前に出てパワフルギターテクをアピール!
いや、凄い。カッコ良かった~~~、石くん!!

特筆すべきはまず珍奇男。魚さん、ミッキーも絡んだあのグルーヴは1日目を遥かに超えていた。そしてso many people。これもバンドの実力を誇るに有り余るほどの実力発揮。1部だけでバンドの実力にただただ脱帽。一瞬のスキもない緊張感溢れるプレーの連続だった。

1曲目ズレてるを終えての2曲目「歴史」実は1日目で歌詞が一部飛んでしまった宮本だったが2日目も歌詞を間違えてしまったね。ただ、キーボードの魚さんのプレーが素晴らしかった。サビの部分で「歴史」にピッタリのロックテイスト満載の演奏に目を見張ったなぁ。勘違いかもだが、この曲で最初に成ちゃんベースが入り、しばらくして入ってくるトミのバスドラがいい音出してこの曲に重量感を与えていたと思う。



おれのともだちは2日間とも1番と2番の歌詞が入れ替わっていた様だ。
わざとなのか?それとも敢えてなのかはわからないけれど(笑)

13曲目『武蔵野』MC
「野音に、日比谷公園に、散歩に移行。懐かしい匂いがするだろ?」

14曲目『流れ星のやうな人生』MC
「雨じゃなくて良かった。いくらエレファントカシマシファンのみんなとはいえ、大雨だったらさすがに集中力を失うと、ネガティヴに考えていました」

18曲目『悲しみの果て』MC
「大事に今も歌い続けてる歌」

22曲目MC
「みんなこの曲好きだよな」

雨が降り出したのは何時ごろか。2部の頃にはもうパラパラ来ていたか。
それでも私は降り注ぐ雨と共にこの日も何度も空を見上げ、ビルの明かりを眺めた。
バンドの醸し出す音がこの雨さえも切り裂いて曲に更なるソリッド感と雨の野音という野外ならではの演出を私に経験させてくれた。

1日目のFLYERの前に宮本は
「オレ個人の努力だけでここまでやって来ました。みんなにカッコイイと思ってもらえるオレでいたいと思います。これからもついて来させてやるよ(趣意)」

2日目は、
「30年、ひとえに俺の努力のみでやってきた気がします。これからも喜んでもらえるような俺でいたいと思ってます。ついてこさせてやるよ」

と言った。宮本の発言はいつもどこかに天邪鬼な部分が入っているので全部を信用しているわけではない。しかし、エレファントカシマシは総合司会宮本の才能なくしてありえないのは事実だ。もちろんそれを見事に再現できるメンバーがいなければ意味がない訳だが。しかし、私が気に食わないのはこれからもついて来させてやるよって所かな。

宮本には申し訳ないけれど、私はアーティストとリスナーは平等だと思っている。
アーティストが身を削り命を使い尽くして作り上げた楽曲を私たちは聴く。
聴いたその感動を実生活の中で生かす。私にとってそんな事を思ったバンドはエレファントカシマシが2つ目のバンドだ。彼らの音楽は生きる力を与える。生きる道を歌う。私はそんなロックが堪らなく好きだ。
それじゃなきゃ娯楽音楽だからだ。
もちろん聴いててものすごくハッピーになるバンドももちろん好きである事は誤解なきよう。
娯楽音楽に大事な音楽をしたくない。だから曲に、作り上げたアーティストに負けないくらいに日常を戦う。戦うことにおいてアーティストもリスナーも同じなんだよ。
だから「ついて来い」と言われたら私は「うるせぇーー!!」と答える。私とあなた方は平等なんだよと言ってやる。曲を聴き続けるかどうかはリスナーである私が決める。だからあんた達が手を抜いたら、作った楽曲が心に響かないなら私は聴かないよ。それが私の聴き方だ。

アーティストとリスナーは平等だ。

と私は敢えて言っておく。


それと。
宮本は煙草を止めてとても伸びのあるいい声が出る様になったと思う。
これは長く唄っていく上で非常に重要な事だと思う。

だがしかし。
敢えて言う。
その分だけ特にエピ期や東芝期の曲を歌う時面白味に欠けてくる事も言っておく。
綺麗に伸びる声は正しく美しい。
でもエレカシの楽曲においてはしゃがれたハスキーボイスも
楽曲がロックたらしめる要素になっているのだ。
歌が上手い人、声がキレイな人の曲に感動するとは限らない。
演奏の上手いバンドの曲に感動するとは限らない。
特に宮本の声は素晴らしものを持っている。唯一無二と言っていい。
だからと言って煙草を吸えとももちろん思わない。

ただ、あの声は魅力的だった。
今あの声を出せと言っても無理なのかもしれない。
しかし、それを補って余りあるものを私は期待するし宮本はそれができると信じている。


音楽雑誌のインタビューで、今年の新春ライブで40曲近くを歌った事に触れ、
これからは質の良いライブをやって行くと言っていたから今年の野音は曲数が20曲前半くらいに抑えられるのかと思っていたが野音2日目、34曲。それも少しも疲れを感じさせないパフォーマンス。色々言ってきたが、


        忘れるだろう 忘れるだろう
        今日一日のできごとなど
        何をなしても忘れ行くのみで
        忘れ行くさ 夢のちまたへ


        春の一日が通り過ぎていく
        ああ 今日も夢か幻か
        ああ 夢のちまた


 ライブ自体は確かに夢のちまた。記憶も段々薄れて忘れていく。
秋の2日間、夢の様にあっという間に終わった野音は、ライブ自体は記憶が薄れても
彼らの鳴らす音に感動した気持ちと見上げた東京の空、高層ビル、そしてあの雨は
ずっと忘れない。1日目も2日目も違った意味あいの感動を私に与えてくれた。
エレファントカシマシ、最高!!


*記憶違い、間違いなどありましたらお許し下さい。


エレカシ ゼップなんば セトリ

$
0
0
エレファントカシマシ「ZEPP TOUR 2016」(一日目)セットリスト


第一部

01.ハロー人生
02.ズレてる方がいい
03.クレッシェンド・デミネンド~陽気なる逃亡者たる君へ~
04.TEKUMAKUMAYAKON
05.星の砂
06.悲しみの果て
07.なからん
08.Destiny
09.愛すべき今日
10.デーデ
11.Dj in my life
12.おかみさん
13.リッスントゥーザミュージック
14.世界伝統のマスター馬鹿
15.i am hungry
16.風に吹かれて
17.コール&レスポンス
18.RAINBOW
19.生命賛歌

第二部

20.笑顔の未来へ
21.夢を追う旅人
22.俺たちの明日
23.ガストロンジャー
24.ファイティングマン

第三部(アンコール)

25.戦う男
26.四月の風



bridge2006年8月号 冨永義之病気闘病と復活までのインタビュー

$
0
0
              イメージ 1


              イメージ 2




bridge2006年8月号。トミが慢性硬膜下血腫で入院手術した時の事が語られた貴重な渋谷氏インタビュー&写真。探してはいたが中々見つけられずにいたがやっと見つけた。この時「町を見下ろす丘」が完成直後。完成記念ライブ(大阪BIGCAT、LIQUIDROOM ebisu)を中止にしてトミの回復を待つ。



        
イメージ 3



頭痛の継続から左足に麻痺が出始めてやっと同病と診断を受け、右左2回の手術。この時トミが死んでもライブをやりたいと言ったのを1番真剣に心配したのは石くん。トミはこの病を期にタバコを辞める。宮本も1日7.80本も吸っていた


              
イメージ 4

タバコを1日10本程度に減らすほどショックでもあり年齢を考えなくてはいけないと感じた時期。この時メンバーは40歳になる。いつまでやっていけるのかを最初に意識したのがこの時なのかもしれない。因みに4人揃ってのbridgeインタビューは今回が初(え?!)

ここから10年。今の4人は絶好調の様だ。ストーンズの様に70過ぎてもバンドを鳴らして欲しいと切に願う。



エレファントカシマシ Zepp ツアーファイナルライブレポ

$
0
0

―― 叩きつけられた 至高の音の塊を前にして
           私はただただ立ち尽くしていた ――

    イメージ 1

エレファントカシマシ Zepp tour ファイナルーー
ひと言で言ってしまうならこの言葉しかどうにも思いつかない ――
そんなライブだった。


 
2016.10.22 SAT 18:10~ Zepp Sapporo

【セットリスト】
 
01.俺の道
02.ズレてる方がいい
03.未来の生命体
04.TEKUMAKUMAYAKON
05.星の砂
06.悲しみの果て
07.なからん
08.Destiny
09.愛すべき今日
10.デーデ
11.Dj in my life
12.おかみさん
13.リッスントゥーザミュージック
14.世界伝統のマスター馬鹿
15.i am hungry
16.風に吹かれて
17.コール&レスポンス
18.RAINBOW
19.生命讃歌

第Ⅱ部
20.笑顔の未来へ
21.夢を追う旅人
22.月夜の散歩
23.俺たちの明日
24.ガストロンジャー
25.ファイティングマン

第Ⅲ部(アンコール)
26.大地のシンフォニー
27.やさしさ
28.今宵の月のように
29.so many people
30.四月の風 


 9月に日比谷野音2DAYSに参戦してから約1か月。
初野音のこの2日間は特にエピ期を中心にしたセトリでエピ期崇拝者の私に
東京の空の下で、1日目は宮本の人間らしい感情の綻びを、2日目は鉄壁のバンドサウンドを計算された理性を上手く隠しながらエレファントカシマシの真骨頂を見せてくれた。

 それから1ヶ月。10/1 Zepp Nambaからスタートしたツアーは10/22、Zepp Sapporoでファイナルを迎えた。どのバンドのツアーでもそうだが、ファイナルと聞けばやはり特別な何かを期待する。バンドはラストに持っているものを全て出し切ってくれるからだ。

 10月に入ってからの北海道は一気に寒さが身を震わせる季節を迎え、ライブ前日にはうっすら雪が積もる様な天候。

           イメージ 2

 おまけに天気予報が変わり、15時過ぎから雨の予報。
グッズ購入のため15時頃にZEPPについた時にはポツポツ雨が降り始めた。
開場まで待機している間に長袖のカーディガンを羽織っただけの私は寒さに震える。
16時半、整番順に並び始めた頃には結構な雨。それを何とか凌ぎ入場。前から2番目のバーの石くんの前辺りに陣取る。

 入場して間もなくSEが流れ始める。
18時開演だが、押す事10分。Sapporoは1日だけなので1曲目が何で来るかでこの日のセトリの大方の予想はつく。

 18時10分頃、メンバーが出て来る。総合司会宮本は黒いスキニ―パンツに白シャツイン、黒ジャケ。2番目のバーがここまでメンバー1人1人の表情まではっきり見えるのに私は内心ビックリ。実はZEPPでここまで前でライブを観るのは初めてなのだ。

1曲目は「俺の道」。エレカシを聴き始めたのがAL「俺の道」からの私にとってはこの男くさい和製ロックの代名詞のようなアルバムが大好きだ。
キーボードのないギターロックバンドの鳴らす第1部の曲たちはゴツゴツ骨太ロックで特に石くんのギターのカッコ良さが際立つ。そしてトミのドラムのビシバシ感が曲に確かな輪郭を与え、成ちゃんの安定のベースが音に厚みと深みを加えてしまうと今までキーボードに彩られて来た曲たちがとてもはっきりと解りやすい形でこちら側に届いて来る。宮本の歌の伝わり方は、ライブハウスである事も相まって説得力はこの上ないものになっていた。

 「未来の生命体」では早くも宮本が石くんの帽子を取り上げ、自分が被りながら歌い始める。3曲目で早くも石くんの赤毛のアンがご開帳となったわけだ(笑)
TEKUMAKUMAYAKONや星の砂では石くん、ミッキー、(多分)成ちゃんのコーラスが野太く乱暴に響く。TEKUMAKUMAYAKONではトミのドラムの炸裂加減がカッコ良くて震える。
そして私の好きな曲の1つ愛すべき今日。

  闘いの神よ 人よ 高くあれ
  ぶざまな日々に キッスを
  大空の下 大地の上
  少し大げさに 空気でも吸い込んで
  見上げれば 輝ける明日が見える
 私はこの歌詞になるといつも泣けて来る。
みっともないくらいカッコ悪い自分の日常も、あぁ、それは許されてもいいんだと思えるから。これほど優しく寄り添う歌を私は知らない。

 そして特筆すべきやはやはりおかみさん。
曲タイトルに相反してメチャクチャカッコイイロックチューン。
何ともエレカシらしい曲の代表だろう。元々がZEPPELINテイストを感じさせるけれども石くんのBOWING奏法は実に見事。Nambaだったか石くんのBOWINGを宮本が31点と言っていたらしいが原曲のキーボード部分を長めにアレンジしなおした間奏は幻想的でプログレの領域に達していた。
BOWINGの後の石くん&ミッキーのギターワークも秀逸。

 宮本の声の調子は高音域を歌う曲ではっきりわかるけれども、i am hungryもRAINBOWも見事に高音域を凌駕していた。

第Ⅱ部1曲目、笑顔の未来への宮本の弾くイントロがちょっと危うかったなぁ。
そしてまさかの3曲目、宮本が後ろを向いて何やら。。。むむ。。。もしかしたら
予定にない曲をやるのか?・・・

 っと思ったら、なななななななーーーーーーーんと!!!
月夜の散歩!!
スペアで持っていたヤイリのアコギを抱えた宮本が、
「君と歩く月の夜に~~~♪」と歌い出す。この曲の歌詞「夜はふけてゆく 俺たち置いて」なんだよね。これって思いっきりのラブソングじゃない。宮本の作るバラードはどこかに孤独感がいつも漂っている。私はそういうところが堪らなく好きで。
嗚咽しそうなほどの感動。ライブで聴けるなんて・・・もう・・・

そして俺たちの明日。初めから声が震えていた。宮本が泣いていた。
私もこの曲の歌詞と自分を重ねた。きっと宮本も自分を振り返っていたのだろう。
この力強い男が時々見せるこの感情の綻びが人間らしくて好きだ。そして不器用で
どこか破綻しかけた人間の一生懸命ゆえの涙はかくも美しいものか。

アンコール。黒いシャツに着替えた宮本。Zeppの屋根が取り払われたかのように
響く大地のシンフォニー、そしてやさしさ。ブルージーなこの曲。優しい宮本の歌う声。そしてZepp Nagoya2日目以来の今宵の月のように。この曲は本当に重い。
色んな意味でエポックメイキング的な位置にある曲だけれども、これを聴いている私もまたくだらねぇとつぶやいてしけた面して歩いている一人で、でもいくつもの色んな景色を巡り、通り過ぎて今、流した涙も苦しい思いも全てきっと報われる時が来るんじゃないか。。。なんていう希望を抱かせてくれる。

 前にも書いたかもしれないが、生きる事は絶対的に嬉しい事よりも苦しい事の方が多い。それでも人間は生きていく。90%苦しくても10%の喜びがあればなんとか生きて行ける様にできている。苦しむ事って本当は嫌な事だけれど、でも苦しみは人を成長させてくれることも間違いない。人は幸せになるために生きていると思う。
幸せっていうのは人それぞれ違うだろう。でも夜が暗いから太陽のありがたさがわかるように、苦しみがあるから普通に生きていられる事、日常が素晴らしい事に気づく。エレカシの曲は無責任な希望は歌わない。かと言って破滅的なバンドでもない。
今目の前にある日常を、生活を、迷い、悩み、苦しみ、嘆き、叫び、罵倒し、泣き、笑いながら生きていく。
その日常の中にこそ幸せがあるんじゃないかと思わせてくれる。だから私は負けない。歩いていくよ。何があっても。

 ファイナルのエレファントカシマシは最高にカッコよくロックンロールを響かせた。泣く子も黙る最強の音を鳴らせるバンドだと思う。あの日Zepp Sapporoはまさに奇跡の一夜だった。


*記憶違いなどあるかもしれませんがご容赦下さい。


 

LOST IN TIME ライブレポ 札幌COLONY

$
0
0
2016年10月30日(日) 札幌COLONY
 
『その奇跡とその偶然・足跡は続く2016』
【5th~9thアルバムより選曲ライブ】
 
1.希望
2.トライアングル
3.歩く速度とその矛盾
4.Over 
5.遠すぎた橋
6.勲章と傷
7.合い言葉
8.ブルーバード
9.明け星
10.ひとりごと
11.五月の桜
12.燈る街
13.366
14.Synthese
15.ジャーニー
16.22世紀
17.誰そ彼
18.30
 
EN1.太陽のカフス
EN2.グレープフルーツ
 
WEN2.ライラック

LOST、ツアーファイナル!最高の盛り上がりでした。アンコール3回。LOSTはやはり凄いエモーショナルなロックバンドでしたほっくん、源ちゃん、三井さんありがとうございます。最高!!

10年以上ぶりのロストインタイムライブ。整理番号16番、結局前から2列目。ほっくん、源ちゃん、三井さんの3人の笑顔。何よりも目を見張ったのは海北さんの歌う姿。弾き語りとは違う。
弾き語りの時はあんなに叙情性溢れるメロディに言葉を紡いで行くのに、昨夜のバンドセットの海北さんは目を見開いて叫び歌う。その目には弾き語りの時にはないロックバンドのヴォーカリスト特有の狂気と凶器を讃えていた。この二面性。両方とも海北さんに間違いはないのに。

5thアルバムの頃、このまま音楽を続けられるかどうかの時があったとMCで呟く。LOSTが2人になった頃かな?狭いライブハウスだけど何度も目を合わせてくれた。お客を見ていてくれた。
「僕ら演者とフロアのみんなは一体だ。友だちだよ。」と何の衒いもなく言う海北さん。あなたの歌は生きていく事の苦しみと悲しみそして喜びを時には叫びながら時には囁きながら私たちに届けてくれました。LOSTの曲の真実と想いの純粋さに何度も涙が出ました。

海北さんの声はビブラートが少しかかった独特の声。デビューの頃はもっと嗄れていたなぁ。激しいアクションでベースを弾き、キーボードを鳴らし激しいアクションで源ちゃん、三井さんとバンドの熱を上げていく。いやもう、カッコよくて優しくて激しくて思いが深くて泣けた。アンコール太陽のカフスとグレープフルーツ。グレープフルーツがバンドに載せると凄いロック。でも泣けた。源ちゃんと海北さん、写真とお喋りどうもありがとうございました。

燈る街、良かった。泣けた。源ちゃん、よく喋る様になって6年目(笑)現在まだ6年生。三井さん、今日がお誕生日。海北さんのキーボードでみんなでハッピーバースデーツーユー(笑)
 三井さんツンデレね(笑)恥ずかしがっていたな^^;

syrup16g HAIKAI ツアー 札幌penny lane24 ライブレポ(感想)

$
0
0

イメージ 1

――  青春の残像を再び追い始めるのも悪くはない      どうせなら最後まで追い求めてもいい   ――

2016.11.26 SUN  at 札幌penny lane24

【セットリスト】

01.Cassis soda & Honemoon
02.I'll be there
03.Find the answer
04.Father's Day
05.Missing
06.Murder you know
07.タクシードライバーブラインドネス
08.うお座
09.share the light
10.My Love's Sold
11.神のカルマ
12.deathparade
13.Drawn the light
14.落堕
15.リアル

 En
16.遊体離脱
17.パープルムカデ
18.Sonic Disorder
19.天才
20.Coup d'état~空をなくす

 En2
21.She was beautiful
22.Rookie Yankee

イメージ 2イメージ 3



私は2003年に札幌ベッシーホールで行われた
「complex sound vol.2」でsyrupのライブを観たのが最初だ。
レミオロメン、LOST IN TIME、BAZRA、syrup16gの4バンドが出演した対バンライブ。そして今年13年を経て新木場サンセットに当選し参戦。そして今回の突然告知されたワンマンツアー HAIKAI。初のワンマン参戦だった。

札幌でのライブから3日が経ち、なんだか普通にライブレポを書く気にはどうしてもなれなかった。私は前に読んだ2008年の音人の解散前のラストアルバム「syrup16g」が出る前の五十嵐の金光インタビューと2014年のHurtが出る前の五十嵐&大樹ちゃんへのインタビューを読んでからレポを書こうと思った。

何故ならこのインタビューは私がsyrupの解散も犬が吠えるが一時期結成された事も再結成になった理由も知らなかったし知ろうともして来なかったからだ。
それは生活状況がそれを許さなかったのが理由だ。
今年になって解散までの経緯、五十嵐の事等を知る事になった事。
そしてLast Dayの映像を見た事。
これがsyrupの音楽に再覚醒させてくれたのだ。

私も学生時代に友人関係に悩みプチ引きこもりになり健康も害した事がある。
実家のある町の駅まで行きそのまま札幌のアパートへ引き返したこともある。
苦労して私を大学に行かせてくれた両親に合わせる顔がなかった。

そして私が邦ロックを聴き始めた時、私は身内を病気で亡くした。
1年半の闘病生活。幼い子供たちを抱えながらの看病。
周りの家族がそんな私を懸命にサポートしてくれたが心に染みついた「喪失感」
はどうしようもなかった。その時多分私はちょっとおかしかったと思う。

その喪失感を肯定し、前に進む事を促してくれたのが
BUMPだった。その流れからsyrupの音楽に出会う。正直怖かった。
しっかり聴きすぎると死にたくなるような感覚に襲われた。
鬱々とする気持ちが益々鬱々とした。
しっかりとした気持ちの時じゃないと聴けなかった。
でも。
私はどこかでsyrupの音楽が大好きだった。暗闇の中の一条の光が余りにも
美しかった。99%絶望しかなくてもsyrupはどこかで光を求めているバンドだと
信じた。だからRebornもMy Songも水色の風もShe was beautifulも好きな曲に
なった。

音源は最後のアルバム以外は全部聴いていた。
でも日常生活の中で音楽に没頭する事ができずライブ参戦はそれからずっと途絶えていた。そして最近やっと余裕ができsyrupに向き合う事ができるようになった。
解散インタビューを読んだとき、私は五十嵐の発言の全てがとても他人事の様には
思えなかった。
両親の離婚、父親の死、バンドの中でも孤独感、思うように取れないコミュニケーション。全てに自分の来し方と重ね合わせた。これからどう生きていいのかもわからない。ただ音楽だけがライブをやっている時だけが自分が生きていて嬉しいと思うなんて生き方しかできない五十嵐を私はどこかで自分と重ね合わせた。

その後武道館でのLast Dayの後の五十嵐は皆が知っての通りで。
生きてるのかも死んでるのかもわからない日々が続いていたんだよね。
そして生還でsyrup再結成となる。
もう音楽は辞めて普通に生きようとしたけれど普通には生きれなかった。
syrup解散前、大樹ちゃんとの人間関係にひびが入った事でもう一歩も前に進めなくなっていた五十嵐。

でも、時は人に優しかったね。大樹ちゃんが「首と言われるまでsyrupは辞めない」
そう言ってくれて、それでも引きこもりの様にしか生きて来れなかった五十嵐が
苦しくても辛くても音楽でしか自分が生きて行けない事に完全ではないけれど腹をくくって人前に出て来た。
HAIKAIツアー前のDarcインタビューでも相変わらずの五十嵐だったけれど。




突然のDarcの発売発表。加えてHAIKAIツアーの決定。
私にとっては初めてのワンマンだった。
新木場サンセットで久しぶりの3人の姿を生で確認し、そして3人でしか鳴らし得ない
音を生で久しぶりに聴けた喜び。
この時には喪失感を味わった私はその頃から13年が経っていた。

そして迎えたHAIKAI 札幌penny lane24。
その中身は他の方々が書いている通りだ。
私にとっては、五十嵐が歯を食いしばり汗をたらたら垂らしながら、ギターを弾きまくり叫びまくる姿を観れる事、そして大樹ちゃん、キタダさんとの3人の凄まじいプレイにただただ言葉を失い、ウオ――っと叫び、オイオイコールをしcoup d'étatで合唱し、トリプルアンコールを求めて最後まで拍手し続け、最後に何と会場から出てきた
五十嵐の満面の笑顔とバイバイと手を振ってくれたその姿で、あーもう何もいらないくらい幸せだと思った。そして少なくともライブの時は五十嵐は幸せなのだと思った。
五十嵐に自分を投影していたところのある私にとって五十嵐が幸せそうに笑っている事は自分が幸せにしているのと同じ事なのだ。

そして色んな人たちとプレイしているキタダさんのベースと大樹ちゃんのドラムスキルはsyrupの音楽に圧倒的な力を与えた。
バンドの背景を抜きにして考えてもこんな音楽をやれるバンドは他にはいない。

感情移入たらたらの文章になってしまった。
五十嵐、大樹ちゃん、マキリン、、、もともとの人となりはそんなに簡単に変わるものじゃないけれど、五十嵐、ツアーが終わったらゆっくりしてもいいけれどあんまり長い間引きこもらないでくれよ。
今回のバンド史上最長のツアーが終わったら、きっと抜け殻になると思うけど。
抜け殻も時間が過ぎたらまたみんなの前に顔を見せてくれ。

大樹ちゃんが新千歳空港で北海道を去る前にツイッターで名残惜しいと言ってくれた。それは五十嵐も同じだと信じている。12年ぶりにsyrupを迎えた北海道のファンはどれだけ待ち続けた事か。一昔以上待った人もたくさんいたよ。

やはりsyrupの音楽は冬の音楽。吹雪の中の夜の街灯の様に、凍てついた夜空に輝く三日月の様に、少しの希望と優しさをこれからも私たちに届けてくれ。

待つのには慣れてるから。
でも1年に1回はライブやって欲しいよ、がっちゃん。
何度死にたいと思ってもいいから、その度にライブに来たお客さんの
顔を思い出してくれ。

ありがとう、五十嵐、大樹ちゃん、マキリン。
あなたたちのライブに参戦できて本当に嬉しかった。
ありがとう、津軽海峡を越えてくれて本当にありがとう。
次は12年後だなんて言わないでくれ。
また来年、待っているよ。


関連ブログ記事
―― 青春の残像を乗り越えることができるのか ―― 五十嵐隆








55daimas 2days

$
0
0
55daimas 弾き語りDAY  ―― 五十嵐隆 ――

2017.1.29 sun   EBISU RIQUD ROOM

<セットリスト>
1.愛と理非道
2.翌日
3.神のカルマ
4.うお座
5.負け犬
6.明日を落としても
7.落堕
8.Rookie Yankee

2017.1.30 mon    ――― バンドの日 ―――
1.センチメンタル
2.I'll be there
3.生活
4.share the light
5.生きてるよりマシさ
6.sonic disorder
7.coup d'état
8.空をなくす
9.真空

En.
10.Reborn


くるり「チミの名は。」 ZEPP SAPPORO

$
0
0
2017.2.15 WED  ZEPP SAPPORO  19:00 START

<セットリスト>
1.愉快なピーナッツ
2.魔法のじゅうたん
3.Baby I Love You
4.ハム食べたい
5.BIRTHDAY
6.Bus to Finesbury
7.Morning Paper
8.Tonight  Is The Night
9.琥珀色の街、上海蟹の朝
10.ふたつの世界
11.帰り道
12.Long Tall Saiiy
13. Superstar
14. Ring!Ring!Ring!
15.Everybady feel the same
16.How to go
17.ロックンロール
18.街
19.虹

En
20.ばらの花(弾き語り)
21.京都の大学生
22.ワールズエンド スーパーノヴァ
23.Libety & Gravity

エレカシ47都道府県ライブレポ in 札幌

$
0
0

   ー 冷静と情熱のあいだに私が見た物は ―            

 『冷静と情熱のあいだ』・・・確かそういうタイトルの映画があった。調べてみると江國香織氏の小説が原作であり映画化されたものだ。私はその映画も小説も全く読んではいないが、今回のエレファントカシマシの札幌ライブに参戦する心境はまさにこの言葉に集約されていた様に思う。



 前書きとしてはこんな『くだらない』事など笑い飛ばす様な話なのだが、今日は記録的な意味も含めて敢えて書き記しておこうと思う。

 昨秋、エレカシのZEPPツアーが終わった頃だと思う。
私はtwitter上のトラブルに巻き込まれていた。
内容は書けるものではないので墓場まで持っていくつもりだが、twitterをやっている人がトラブルと聞いて想像するであろうことの上を行くような出来事だった。
そう言ったトラブルの元となるものを全てキレイにはしたが、気が付いたら私自身が
エレカシ自体を受け入れられなくなっていた。まず曲を聴けない。曲がかかってもすぐに他のに変えた。他のメンバーはいいのだが宮本の写真を見るのが苦痛で見られない。それくらいの強い拒否反応だった。

 正直これには自分も驚いた。
まぁ、それくらい自分の心がやられていたんだろう。
大好きだったバンドがこんなにも受け入れられなくなる。
その辛さを解る人はどれくらいいるんだろうか。
あれだけライブに行き、曲を聴き、映像を観、音楽雑誌でエレカシの歩みやその心情に思いを馳せていたのに・・・だ。
そうなった事のない人にはわからないかもしれないね。

 他の好きなアーティストのライブに行ったり曲を聴いたりしながら時を待つしかないんだろう。そう思って日々を過ごしてきた。仕事が忙しいのも幸いしたかもしれない。今年の大阪城ホールのTV映像は観る事ができた。そんな中でも彼らに対する思いや感じる事は呟きにする事で少しずつ心の傷も癒えて来つつあったのかもしれない。
しかし、今年のデビュー30th記念の47都道府県ツアーが始まっても私はとても
冷静な目でそれを見ていた。心に如何ともし難い拒否反応を残しながらも札幌のチケットを取った。やはり好きなバンドだったからね。席も良番だと分かった時も
嬉しかったし。

 まぁそうしてゆっくりゆっくり時が流れるのを見過ごしながら迎えた5月20日
ここからが本当のレポになります。


イメージ 1



2017.5.20 SAT at 札幌わくわくホリデーホール
          30th ANNIVERSARY TOUR 2017 ”THE FIGHTING MAN”

【セットリスト】
【第1部】
01.歴史
02.今はここが真ん中さ!
03.新しい季節へ君と
04.ハロー人生!!
05.デーデ
06.悲しみの果て
07.今宵の月のように
08.戦う男
09.風に吹かれて
10.翳りゆく部屋
11.桜の花、舞い上がる道を
12.笑顔の未来へ
13.ハナウタ~遠い昔からの物語~
14.3210
15.RAINBOW
16.ガストロンジャー
17.やさしさ
18.四月の風
19.俺たちの明日

【第2部】
20.ズレてる方がいい
21.奴隷天国
22.いつか見た夢を
23.コールアンドレスポンス
24.生命賛歌
25.TEKUMAKUMAYAKON
26.夢を追う旅人
27.ファイティングマン

En.
28.友達がいるのさ
29.花男

     イメージ 2 イメージ 3


 この日は朝からお天気も良く、札幌に着くとこの季節にしては暑いくらいで絶好のライブ日和。それにこの日はライブ後に仲良くしてもらっている音楽友だちとご飯を食べに行く約束もしており、それも楽しみのひとつだった。
凄くドキドキするわけでもなく、かと言って期待感がない訳でもなく・・・これが「冷静と情熱のあいだ」と書いた意味だ。

多分今でも大好きなんだろうバンド・・・でもとても冷静でいる自分も確実にいる。
約半年くらい殆どエレカシを聴いていない私。

―― こんな私がエレカシのライブで感じた事を書こうと思う。

 席は前から9列目の中央あたり。宮本にとても近い位置。そしてすごく前方である。開演20分前には着席したが、ソールドアウトのはずなのになかなか空席が減らず少し心配したがそれは杞憂だった。

 18時を少し押した頃、客電が落ち、メンバーが出て来る。6人全員が黒い服に身を包んでいる。30thのお祝いの正装だ。そして間もなくベースのあの音が流れ始める。「歴史」だ。成ちゃんの白のTOPDOGがいいハネのあるイントロを鳴らしていく。これは本当に私の好きなヤツだ。ここを聴いた時私の心が昨年来の苦しみ悲しみが本当の意味で癒され始めた瞬間だったのかもしれない。

 会場の音響がいいのか。どの音もとてもクリアに反響されて輪郭がはっきりしている。宮本が「音がキレイ過ぎる」と言ったようなそぶりを見せていたがそれも凄く頷ける。クラッシックだったら最高だろうね。しょっぱなからトミのドラムがとてもよく響く。特にバスドラ、フロアタム、スネアの音がとてもメリハリが効いており、成ちゃんベースと絡んでとてもいいリズムを刻んでゆき、次第にサビへと向かう中で、この二人のリズム隊の上手さが曲そのものをとても上質の物へと昇華させているのがわかる。このリズム隊なら宮本も唄い易いだろう。事実この日の宮本のゴキゲンも良かったからね(笑)
だから宮本ボーカルも最初から良く声が出ておりキレイに伸びていた。
歴史の途中から手拍子が始まるが途中で自然消滅。このベースで始まるイントロからじっくり聴けなくて何の歴史か?
そう思うくらいのベース大事感なので。

 曲の解説と共に進んで行く演奏。
「ハロー人生!!」俺の道から聴き始めたのでアルバムにはとても思い入れがある。その中でも好きな曲のひとつ。
今回初めて「ハロー人生!!」とコーラスする成ちゃんをちゃんと観る事ができた。

「今宵の月のように」
今回のライブはこの曲が私の最高のツボだった様に思う。

くだらねぇとつぶやいて 醒めたつらして歩く
いつの日か 輝くだろう
溢れる熱い涙

いつまでも 続くのか
吐き捨てて 寝ころんだ
俺もまた 輝くだろう 今宵の月のように

 私はこの半年間の奇妙な時間を「くだらねぇ!」とずっと吐き捨てるように呟いて自分に言い聞かせてきた。しかし現実はそのフラッシュバックが時々あったりして私の心を苦しめた。しかしそんな事にかまけてはいられない。私には生活がある。毎日を生き、やらねばならない事がある。

ポケットに手を 突っ込んで歩く
いつかの電車に乗って いつかの街まで
君の面影 きらりと光る夜空に
涙も出ない 声も聞こえない

もう二度と 戻らない日々を
俺たちは 走り続ける

 宮本がいつものように後ろポケットに手を突っ込んでハンドマイクで歌い始める。
多分ここで私の目に涙が滲んだんだと思う。
「あぁ、もう前を向いて歩けるかなぁ」と。
この曲は本当に深い。何度も聴いてきたがどの人の心にも響く名曲だ。

「戦う男」では彼らの演奏力の高さと醸し出すグルーヴに感動し、一転「風に吹かれて」はRSR2007ばりの手の横振り。荒井由実氏のカバー曲「翳りゆく部屋」では
それまでジャケットを脱いでいた宮本がジャケットを着なおす。荒井由実氏に対するリスペクトの表れだろう。村潤のキーボードで始まるイントロが実に美しく、宮本の声と相まって会場の雰囲気を一変させる。
ここらへんから第一部終了までは最近の定番なので割愛(笑)
ただ「ガストロンジャー」は音圧が凄かったのか、宮本の声が大きすぎたのか(笑)
歌詞が余りよく聞き取れなかった。本来ならRAINBOW~ガスト~やさしさの流れは
私の大好物なのだがガストをここに持って来るセトリにはムリがあるかもしれない。
ガストはエレカシのロックバンドたらしめる象徴と言っていい曲だ。申し訳ないが単なるカッコウやパフォーマンスのためのパフォーマンスだと感じてしまう。宮本自身がバケモノになるまでまだここでは熱量が上がっていないんだと思う。
ガスト、やっぱり宮本が丸くなったんだなと実感してしまう事になった。
もっともっとえぐらないと。


          イメージ 6

「俺たちの明日」で第一部終了。
第一部はだいたい曲で宮本が説明のMCを交え、終わる度に90度に体を折って最大限のお辞儀をメンバーがする。この姿は他の人も言っている様に30周年を無事に迎えられたことに対するリスナーへの最大限の敬意だったんだね。

「第一部終了~」でメンバーが捌ける。
しばらくしてアンコールの拍手が鳴りはじめる。これも新しいお客さんが増えた証拠かな。第一部で19曲。普通ならこの後アンコールで数曲やって終わりだから。

 しばらくして白シャツから黒シャツに着替えた宮本始めメンバー再登場。第2部2曲目「奴隷天国」は去年は確か一度もやっていないと思う(私の去年のセトリまとめで確認済み)ので次曲「いつか見た夢を」と共に初めて生で聴く事になった。
そして俺の道の中でも一番と言っていくらいの「生命讃歌」ここら辺でガストがあった方がきっと宮本のテンションも上がって曲ももっと違っていたのではないだろうか。

ファイティングマンで第2部を終了したあと、アンコールを求める拍手にすぐに出て来るあたり、宮本のせっかちさがでてて笑えた。
アンコールは「友達がいるのさ」と「花男」。
花男で成ちゃん&石くんが長い間前に出て来てプレイしていて本当に嬉しかったな。


 ―― こうして終わった47都道府県ツアーの札幌編。気づいてみれば彼らのパフォーマンスを大いに楽しめた自分がいた。良かった。
と共に「こんなもんじゃないだろう」そう思った自分がいた事も確かだった。

 一昨年のZEPPツアー以来、定番曲となったユニバ曲が多すぎる事。もっと各レコード会社の時のものをまんべんなく入れて欲しいと思う。
さすがにツアー13か所目。固定セトリであるがゆえにこなれてしまうところがちょっと気になってしまった。

 あと願わくばロッカーであってくれ。宮本の機嫌のいいのはいい事だ。でも演じるパフォーマンスはいらない。丸くなり過ぎるなよ、宮本。
そして常に曲の魂が1人の人に寄り添うものであってくれ。ロックバンドのロックミュージックを私は切望している。


    イメージ 4  イメージ 5

【結論】
 私のエレカシに対する拒否反応はライブ参戦によって半減された様だ。そしてそれには現場でお会いした方々のお蔭も大きい。ありがとうございました。

PS.twitterの扱いにはくれぐれもお気をつけて。


syrup16g 「error for 0」 ライブレポ

$
0
0

 ―― こんなドロドロの感情なんて誰にも共感されたくはない              でも五十嵐は心の隅で、消え入る様な声で繋がりたいと呟いていた ―― 

2017.6.1 THU 新木場studio coast

【セットリスト】
01.I'll be there
02.生きてるよりマシさ
03.赤いカラス
04.来週のヒーロー
05.share the light
06.天才
07.回送(最初のみ)~coup d'Etat
08.空をなくす
09.deathparade
10.リアル

        イメージ 1

 5/31から八王子にいる次男に用事などあり前乗り。北海道の涼しさから一転、
大都会東京の暑さにやはり涼しい恰好をして来て良かったと思う。

6/1は五十嵐の44才のバースディでもある。何か起きる事を期待しつつ、この日は平日で大学での講義を終え帰ってきた次男と一緒に八王子から新木場へ向かった。
私はシロップメインだが、次男はどちらかと言うと時雨派らしい。
昨年もspitzイベントで次男と一緒にコーストに来て一緒にシロップを観たが未だファンには至っていない・・・ガッカリ(笑)

        イメージ 2

 八王子から新木場までは意外と時間がかかり、楽しみにしていたラババンを4つ購入できるか不安な気持ちで電車に揺られる。途中ツイッターで先に会場到着しているフォロワーさんが代わりに購入して下さると言ってくれた。ホントにありがとうございます。会場に到着すると去年のspitzイベントの時よりずっと長い物販購入の列にびっくり!!
一応列に並んでいたらフォロワーさんから無事に購入できたとのご連絡をいただけた。他にグッズは購入するつもりはなかったのでこの時点で物販の列を離れる。

 階段で会場を待つ間、ツイッターを眺めているとシロップ「COPY」発売16周年記念の全国16か所ツアー決定!!のツイートが!!!
親しくさせてもらっている同郷のお友達からもメッセージが!
やっぱり、やっぱり、やっぱり!!
ホントにシロップは何らかの記念の日に何かをやらかしてくれる。

 昨年の徘徊ツアーファイナルの映像がディスク化して販売されないかな?とか
今頃おそらく新譜の録音をしているだろうとの予想をしたりしていたのに、それをの上を行くツアーの発表。これほどの嬉しい事があるだろうか。
ただでなくても他のバンドに比べて動きが少ないシロップが、年頭からdaimasイベント、そして4~5月の対バンイベントに出るだけでもそれはそれで画期的で、今年はちょっと違うゾと思わせてくれてはいたけど、まさかここでツアーが、それもバンド史上最高の16か所が発表されるなんて喜ばないファンが居るはずはない。

ライブ前からそんな大興奮をしてしまったので、それだけでオバハンな私はだいぶ疲れてしまいました(笑)

 先攻シロップ。前から10列目くらいの中央に陣取る。ここならメンバーも良く見えるかなーと思いきや、メンバーが出て来ると前に押され、一気にステージ上が近くなり、おまけに前には背の高い男の子。何とか五十嵐の上半身が見えるくらいにはなったがキタダさんと大樹ちゃんは背伸びをしないと見えない位置。
あー、やっぱりあまり張り切らないでバーのところにした方が良かったかなー。
なので今回はステージ上がよく見えなかったし、五十嵐の少ないMCも良く聞き取れなかった。ただ、お客さんがお誕生日おめでとうと叫ぶと五十嵐が「ありがとうございます」と恥ずかしそうに答えていた。

 でもすごくお客さんの期待感を感じる。どの曲か忘れたが、五十嵐前のお客さんが押されて一気に前に。
セットリストは上の通り。ユニゾンとの対バンとセトリは余り変わらないのかな?
と思っていたが、『赤いカラス』『来週のヒーロー』をやってくれたのが最高に嬉しかった。私は赤いカラスが大好きで毎日寝る時にYOUTUBEで生還時のその映像を見ているくらい。そしてセルフタイトルALsyrup16gは私も大好きなALの一枚でもある。初聴きのこの曲とあとは7曲目回送の初めの部分が流れ、え?っと思っていたらクーデ~空のなくすの流れに。回送聴きたかった~~。。

 ステージが今回はよく見えなかったのだが、キタダさんのベースアレンジも所々変えていて面白かったしやはり凄く存在感のあるテクニックを聴かせてくれた。
大樹ちゃんのたいこ、とくにシェアザライトはいつ観ても心を奪われる。五十嵐のギターボーカルもよく声が出てギターもちょっと心配なところや仙台と同じシェアザライで歌詞忘れがあったけれど、叫ぶ所がもう凄かった。今までにない五十嵐のシャウトは身震いがした。ライティングも曲に合っていて素晴らしかった。
(なんだか色々嬉しすぎたし、興奮しすぎてもうすでに記憶が曖昧・・・涙)

 シロップのバンドグルーブも私が聴いた数少ないライブの中では最高に盛り上がりを聴かせてくれた。ここら辺はもう確実に本物の実力派バンドだ。
そして今回は音も大きく、シロップが終わった後しばらく耳鳴りがしていた。

 なんだかとても元気そうなメンバーの佇まいに嬉しさ倍増のライブでした。
これはツアーも期待大だ。



           イメージ 3

       イメージ 4

 ライブ後6月2日に音人7月号をフラゲした。TKと五十嵐の対談が載っているのを読んだ。あぁ。。。そこには相変わらずの五十嵐がいた。ホントのリアルはここにあったよ。自分の中の面倒くささを捨てきれない五十嵐。大人になって来ると「まぁいっか」って事がたくさんあるけれど、まぁいっかで前にも後ろにも行けない五十嵐がそこにいた。言葉でなんか表現できない感情までも描き続けたシロップ。
その権化は今もそこに存在していた。どこまでもその面倒くささと付き合えるうちはきっと五十嵐は音楽をやり続けるだろう。ふと読み終えてそう思った。



 

QUIP vol33 syrup16g 五十嵐隆の特異性

$
0
0
最近はずっとquipのバクナンを読んでいるのだけど、今日も第1期終了時のまだ眼力のある五十嵐の話に引き込まれてしまった。この中で五十嵐は敗北宣言をしちゃってるんだが私的にはこれほど人間の持つ感情を本音に忠実に再現したバンドはいないと思うんだよね。

この中にBUMPやエレカシの話も出てくるんだけども、BUMPは今でも大好きだけど藤が「曲が呼んでる」という表現を多くし出してからは売りに寄った分だけリアルじゃなくなってきたわけで。エレカシも30th後にどんなALを出してくるかに注目しているんだけど今の多幸感満載のライブが今年の野音でどう表現されるのか。エレカシはBUMPより遅いけどこの時に何となく新たな変遷をしそうで気にして見ている。その意味において表現したいもの全てを吐き出してもまた、新たに自分の中に湧き出してくるもの一つ一つを忠実に表現しようとしつづける五十嵐は涙が出るほど稀有でバカ正直で。

その意味において痛くて悲しくてそして愛おしい曲を作る、ライブでやるシロップの唯一無二感は私の中で益々強くなって来る。愛してます(告白w)

イメージ 1     イメージ 2

メジャーバンドになるという事とファン心理

$
0
0
今のエレファントカシマシの立ち位置は、

『間違った旅路の果てに正しさを祈りながら』

と歌ってメジャーバンド路線にシフトした愛すべき某バンドのその頃と被る。

『多くの人に聴いてもらいたい』

を切り札に飛び出していった彼らは今はライブハウスは小さすぎてライブチケットも凄い事になって、アリーナやスタジアムでやる事がメインになった。
そんな彼らは遠い存在となり、新規のファンが黄色い声でライブ会場を埋め始めて、私はそれ以降段々と彼らの楽曲に以前みたいな魅力を感じなくなって、雑誌も他の物も全く追わなくなり出るアルバムだけは買って聴く。そして今に至る。
ただ、今も某バンドの曲を好きなのは事実。年に一度はライブに行く。
このバンドはずっと見届けたいと思っている。

エレカシはこれまでもそんな時を幾度か過ごしてきているが
今回は別格にバンドが大きく外に開きたがっていると思う。
宮本が言う売れたいを現実のものとするラストチャンスとも捉えているだろうね。

 30周年を1年前倒ししてアニバーサリーイヤーを展開。そこにひっかけた怒涛の
プロモーション&企画ものの音源発売等&懐の広い、物分かりの良い今までの宮本からは余り想像もできないような大人な発言とライブパフォーマンス。

前からのリスナーは押し寄せる新しいファンに戸惑う人もいるだろう。新しいリスナーは余り前からのリスナーの事など気にしない。というかそのバンドマンを好きになるのに他のファンを間に挟んで気を使う必要などないと思っている。これが私の持論だ。音楽はいつでも自分対バンドマンだからね。

バンドと自分との間に他人を挟むから心が乱れる。だから古参だ新規だとの論争が
始まる。古くからのリスナーは自分の中の愛し方を貫けばよい。
そしてそれは他の人には求めるものではないと思う。あなただけの私だけの
そのバンドの愛し方なのだから。
そのバンドが変わった。私の望むバンドの姿ではないと判断したら離れてみるのもいいんじゃないかな。

バンドとしての楽曲作成はAL『RAINBOW』以降のエレカシ、宮本の作る曲が前よりマンネリ化している感はやはり否めないなぁと思っている。
でも私が某バンドに対してそうであるように引いて冷静な目で好きなバンドを見る時があってもいいよなーとは思う。要は、新しいリスナーをこれだけ呼んだのは他の誰でもないエレカシ自身なんだという事を忘れてはいけないと思う。
ファンが増えただけ色んな人が楽曲を聴き、ライブに来るようになるのは当たり前の事。そこで自分がどう思うか。それこそそれは『自由』なんだよね。

何でも好きなものにはのめり込みたくなるものだけど、狂うよりは正気でいたい。
その方が健康的だよ(笑)

PS.人には強要しないけれど、宮本の顔の事ことばかりの呟きやエロい路線に
  持っていきたがるもの、毎度の切り取られた、曲じゃなくメンバーの挙動を取り  
  上げたような動画あげを私は彼らの曲を愛しているが故の呟きだとは到底思えま
  せんけどもね。

LOST IN TIME すべてのおくりもの レコ発ツアー『おどどけものとおどけもの』2017.9.17 at SHIBUYA CLUB QUATTRO

$
0
0
セットリスト

01.ライラック
02.花
03.列車
04.路傍の石
05.アンカー
06.赫い日
07.蹲る人
08.トーチシンガー
09.教会通り
10.あなたは生きている
11.オクターブ
12.26
13.Merino suit
14.太陽のカフス
15.旅立ち前夜
16.366
17.手紙
18.線路の上
19.希望
20.全ての贈り物

En-1
20.ヒカリ
21.約束

En-2
22.30

さよならから始まった出会い ―― plenty ラストライブに寄せて

$
0
0

        イメージ 1


2017.9.16 SAT 日比谷野外音楽堂

plenty last live 『拝啓、皆さま』

<セットリスト>
01.拝啓。皆さま
02.ボクのために吟う歌
03.空が笑ってる
04.人との距離のはかりかた
05.明日から王様
06.これから
07.砂のよう
08.先生のススメ
09.待ち合わせの途中
10.ETERNAL
11.良い朝を、いとしいひと
12.あいという
13.ドーナツの真ん中
14.風の吹く街
15.風をめざして
16.傾いた空
17.手紙

En
18.東京
19.よろこびの吟
20.空から降る一億の星
21.嘘さえもつけない距離で
22.人間そっくり
23.さよならより、優しいことば
24.枠
25.最近どうなの?
26.蒼き日々

 今、radikoでcross fmを聴いている。plentyの「拝啓。皆さま」が聴こえてきた。
札幌でのライブはこの曲で始まったっけ。気になったのは音楽友だちから聴いた話がきっかけ。plentyは最初のドラマー吉岡くんが脱退した後、syrup16gの大樹ちゃんがサポートドラマーを一時期していたこと、そしてex東京事変、今は主にエレファントカシマシのサポートギタリストとしても活躍しているヒラマミキオさんもツアーなどで参加していたことがあると聞いて何となく聴いてみたいと思った所から。


      イメージ 2

 youtube等で曲やライブを観たり大樹ちゃんが参加している映像を見た。今まで聴いてきたどの音楽とも違った色の楽曲。江沼くんの独特のハイトーンのボーカルとエモーショナルなメロディー。
どこまでも透明で「蒼」の文字が似合うなぁと思った。それは若い頃に感じた切なさ色でもあり、今でも本当は心の底で望み続けている清々しい美しさと優しさの色でもあった。
歌詞は詳しく追いかけてはいない。ただただ耳から入ってくる音に耳を傾けた。

 ドラムに大樹ちゃん、サポートにヒラマさんを迎えたバンドは本当に江沼くんと新田くんが楽しそうで嬉しそうで、それに伴うバンドクオリティもとても高いものにも感じていた。

 そんな中流れてきたplenty解散のニュース。
ラストツアー「蒼き日々」開催の発表。6月2日リキッドルームから始まり札幌は6月4日。正直ライブに行くかどうか当日まで迷っていた。仕事が終わっても「どうしようかなー」と考えた。でも。。。やはり行くことにした。当日券も出るとの事だったので大丈夫だろう。この日の札幌も小雨が降っていた。ペニーレーンに着くとまだ入場待ちの状況。当日券を購入するにはお客さんが入ってからでないと無理そう。時間を潰すのに近くのコンビニでコーヒーを買い飲んでいた。すると道路向かいの駐車場から斜め横断をする細い男子3人組がいた。黒い服を着た3人組。

それは実はplentyの3人だった(苦笑)

そんなんで初めてのplentyライブはラストツアーだった。
当然曲名も数曲しかわからなかった。でも、粛々と淡々と進んで行くライブ、黙々とただひたすら曲に没頭するお客さん。余りにも清々しい関係。
全てに心を奪われたと思う。来て良かったと思った。



 そんな私が日比谷野外音楽堂のplentyラストライブに行ける事になった。
こんなニワカの私がいいのか?とも思った。沢山のファンがチケットが取れず
外に佇んでいたから。
しかし、チケットを譲ってくれた友達、私の背中を押してくれたplentyを教えてくれた友達に感謝して行くことに。

         イメージ 3


 9月16日、台風の行方が全く読めずだったが朝から小雨が降っていた。
14時前、グッズ購入の為に日比谷野外音楽堂に到着。
去年の秋ぶりの野音。ここは本当にいい場所だ。
長蛇の列に驚く。並ぶこと1時間超。目当てのグッズを購入し時間まで近くのカフェで待つ。

17時半過ぎに入場完了。立ち見でも最前。スタンディングライブばかり参戦してるので全然無問題。むしろステージが良く見えて嬉しかった。


 イメージ 4 イメージ 5



ライブは『拝啓。皆さま』から始まった。とにかく最初『拝啓、皆さま』から一太くんのドラムのなり具合がすごかった。時折走るのか一太くんの所に新田くんが時々合わせに行っていた。 段々雨が強くなる中、江沼くん以外新田くんも一太くんも一言も話すことはなかった。本編最後の『手紙』の前のMCで江沼くんは暫し言葉がでて来なかった様に思う。手紙では涙声もあったように聴こえた。最後、江沼くんが『お世話になりました。さようなら!』と叫んでからの蒼き日々。何も語らずただひたすら曲を届けて終わった彼ら、Wアンコールもなく、とてもシンプルだけど潔いラストだった。


メンバー紹介さえなかった。百千万の言葉を尽くすより歌う曲からplentyを愛する気持ちが溢れていた。Wアンコールさえもしないなんてなんという潔さ。札幌のライブでも殆どMCも無かったけれどラストさえも彼らの美学を貫き通したよ。

ラスト肩を組み合うこともなく、楽器を置いた彼ら一人ひとりがそれぞれにお客さんに手を振りステージを降りていきました。最後まで名残惜しそうにステージ上で手を振り最後にステージを降りたのは一太くんでした。

ニワカの上に立ち見でメンバーの表情までは見えなかったけれど、降りしきる雨、ビルの谷間の野音、ただひたすら黙々とplentyの音楽に耳を傾けるお客さん。前にも書いたけれどメンバーとリスナー一人ひとりが最後まで音楽で会話をしている。凄まじいまでに美しく純粋な音楽でした。

他アーのライブなら凄く盛り上がる場面やバンドが素晴らしいグルーヴを聴かせるのに、plentyはそれが少しあるだけで本当に淡々と過ぎてゆく。それはとても特異なライブのあり方でplentyとお客さんの静かな会話の時間。あのメロと歌詞をお客さんは全身で受け止めようとしてた。
こんな私でも何度も何度も彼らの曲に涙が出た。終わろうとするこのバンドはこんなにも美しく潔くて、美しすぎて潔すぎて、このバンドの良さ全てが涙雨と共に空に帰って行く。そんな気さえするライブでした。

エンディングのSEは予定曲をスタッフが差し替えたそうですね。いつもはオープニングのSEである「Hide and Seak」がエンディングに。この曲が流れてももう江沼くんも新田くんも一太くんも出てこない。

あれ以来、plentyを聴く度に泣けて来るのはなぜだろう。
plentyの事は何も知らないけれどそれでも。

 今ラジオでよろこびの吟が流れている。
束の間の出会いだった。
私はきっとこのさよならの日を忘れないだろう。
お疲れ様でした。愛してます。ありがとう。

エレファントカシマシ 28年目の日比谷野音 ―― エレカシの真実がここにある

$
0
0
2017.9.18 MON 日比谷野外音楽堂 17:00~


<セットリスト>
【1部】
01. 地元のダンナ
02.悲しみの果て
03.星の砂
04.涙の数だけ
05.Tonight
06.おまえはどこだ
07.九月の雨
08.曙光
09.too fine life
10.秋-さらば遠い夢-
11.真夏の星空は少しブルー
12.珍奇男
13.月の夜
14.武蔵野
15.男餓鬼道空っ風
16.昔の侍
17.シグナル
18.パワー・イン・ザ・ワールド
19.男は行く
【2部】
20.友達がいるのさ
21. 今宵の月のように
22. ベイベー明日は俺の夢
23. 3210
24. RAINBOW
25. ガストロンジャー
26. ゴクロウサン
27. 風と共に
28. 星の降るような夜に
En.
29.花男
30.ファイティングマン
31. 待つ男

RSR2017参戦記 1日目 ――― 過酷な自然さえも味方にしてしまうRSRは魔物だ

$
0
0

 台風は温帯低気圧になったものの大方の天気予報は11~12日は完全に雨。予想最高気温も札幌地方で19度と8月でこんな気温はあり得ない。うちは子供たち2人とも小さい頃からずっと野球をやっていたので、雨降りの中の装備もある程度は用意されており、私のレインブーツを中古品店で安く買い、車で石狩を目指した。地元は朝からどんより曇り空。石狩までの道中、雨が降ったり止んだりで石狩の様子が気になってしまう。
それでもツイッターでたくさんの入場待ちの人たちが並んでいるのを見て、何とかなるかな~なんて期待をしてしまう。

 去年のライジングは殆どが好きで良く曲も聴いているバンドが多く来てくれたが、今年は殆どが初めて観るバンドだった。予習も何もしていないので当然曲も多くは
解らなかったけれどそんなの関係なくほーんとに楽しめた。そしてワンマンに行ってみたいなぁと思えるバンドと多く出会えた。これもまたフェスの一つの楽しみじゃないかなって思う。

2017年8月11日(金・祝)
 14時頃ホテル着。次男のチャットモンチ―、私ストレイテナーが1発目のバンド。16時前にホテルを出る。会場外駐車場に近づくと入場待ちの車が列をなしている。「これはライジング会場に入場するまでちょっとかかるな~」と思いながら急がば廻れ。
フェスでは焦りは禁物です(笑)。ゆったりのんびりいかないとね。こんなに大きな規模のフェスですもん、焦ってもいい事はない。会場外駐車場はライブ会場までホントに遠いのでこの日のために折り畳み自転車を用意して来た。なので歩くよりも早く会場到着。ゲートでリスバンをゲットして。早速入場。

イメージ 5  イメージ 1

イメージ 3 イメージ 4


.ストレイテナー RED STAR FILD  18:10~

イメージ 6

<セットリスト>
01. Melodic Storm
02. DAY TO DAY
03. SAD AND BEAUTIFUL WORLD
04. Alternative Dancer
05. From Noon Till Dawn
06. シンクロ
07. クラッシュ
80. 冬の太陽
09. シーグラス
10. MAGIC WORDS

 
イメージ 7

2. Gotch & The Good News Times  BOHEMIAN GARDEN 18:40~

イメージ 8



<セットリスト>

01.Paper Moon
02.Wonderland
03.Tokyo Bay
04.Taxi Driver
05.Good New Times
06.The Sun Is Not Down
07.A Girl in Love


イメージ 9 イメージ 10


3. THE BACK HORN    RED STAR FIELD   19:50~

<セットリスト>
01. ブラックホールバースディ
02. 魂のアリバイ
03. 導火線
04. 罠
05. 美しい名前
06. あなたが待っている
07. 孤独を繋いて
08. コバルトブルー
09. シンフォニア
10. 刃

4. ホリエアツシ弾き語り

<セットリスト>
01. 乾杯/長渕剛
02. 彩雲
03. 原色
04. さよならcolor/SUPER BUTTER DOG
05.   ハイブリッド レインボウ/the pillows
06. 悲しみが生まれた場所/ent
07.   1/6の夢旅人/樋口了一
08. REMINDER


5. LOSALIOS              RAINBOW SHANGLI-LA  21:40~

<セットリスト>

6. Song for "ムッシュかまやつ” ~LIFE IS GROOVE~  23:00~

<セットリスト>
01. HIGH TIME
02.   どうにかなるさ     奥田民生
03. やつらの足音のバラード 斉藤和義
04. あの時君は若かった   char & 斉藤和義
05. ノーノーボーイ     金子マリ& char
06. ゴロワーズ
07. エレクトリックおばあちゃん   斉藤和義(drums)/奥田民生/kenken/シシドカフカ(パーカッション)/char(G/vo)
08. フリフリ
09. バンバンバン
EN
10.  バンバンバン(サビ部分)


7.FRIDAY NIGHT SESSION 
                       ~~ SKA IS THE PARADISE    RED STAR FIELD  0:00~

イメージ 2




























 

  














RSR2017参戦記 2日目 ――― 過酷な自然さえも味方にしてしまう。RSRは魔物だ

$
0
0
イメージ 1

8月12日(土)

1.フジファブリック RAINBOW SHANGLI-LA     14:00~

<セットリスト>
リハ 夜明けのBEAT
01.銀河
02.カンヌの休日
03.Sugar
04.虹
05.Gum
06.LIFE
07.SUPER
08.Surfer king
09.若者のすべて


2.ユニコーン   RED STAR FIELD      17:00~

イメージ 2

<セットリスト>
01.服部
02.すばやくなりたい
03.ひまわり
04.あなたが太陽
05.オーレオーレパラダイス
06.BLACKTIGER
07.WAO!
08.SAMURAI 5〜かきまZ!
09.大迷惑
10.すばらしい日々
11.開店休業

3.尾崎世界観弾き語り  RED STAR CAFE  18:00~

<セットリスト>
01.ボーイズENDガールズ
02.君が猫で僕が犬
03.大丈夫
04.イノチミジカシコイセヨオトメ
05.商店街、手紙、天気予報
06.exダーリン



4.MONOEYES     EARTH TENT   19:20~
イメージ 3

<セットリスト>
01.When I Was A King
02.Borders & Walls
03.My Instant Song
04.Free Throw
05.Get Up
06.Roxette
07.Run Run
08.Like We've Never Lost
09.Two Little Fishes
10.明日公園で
11.グラニート

イメージ 4   イメージ 5


5.夏木マリ  def garage    21:00~

6.天才バンド   def garage    22:00~
<セットリスト>
01.天王寺ガール


7.TK from 凛として時雨   EARTH TENT   22:40~

8.NOT WONK   def garage     0:00~
<セットリスト>
01.guss what
    Of Reality
    Laughing Nerds And A Wallflower
    This Ordinarity

9.SLANG      def garage    1:00~
10. MOROHA   def garage     2:00~

<セットリスト>
01.革命
02.それいけ!フライヤーマン
03.俺のがヤバイ
04.拝啓、MCアフロ様
05.四文銭

11.くるり   SUN STAGE  3:30~
<セットリスト>
01.鹿児島おはら節
02.
03.ワールズエンドスーパーノバ
04.ばらの花
05.モーニングペーパー
06.Hometown
07.黒い扉
08.Long Tall Sally
09.Superstar
10.太陽のブルース
11.琥珀色の街、上海蟹の朝
12.ロックンロール・ハネムーン
13.Everbodyfeels the same
14.Liberty& Gravity

EN
15. ロックンロール


    イメージ 6

    イメージ 7








Viewing all 92 articles
Browse latest View live