2016.7.17 SUN
BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 BFLY
IN 横浜日産スタジアム ライブレポ
7月17日(日)9時半発の飛行機で新千歳空港を発つ予定だった私は8時半ころ空港着。
するとBUMPグッズを身に着けた若者グループ数人が目に付く。案外今回は北海道からこのスタジアムツアーに参戦しているのかもしれない。
昨年BUMPは北海道には来ていない。今年も今のところスタジアムツアーのみ。ヘタしたら今年も北海道で彼らのライブを見ることができないと思うと遠距離ではあるが東京遠征を決めた。運良く20日の新木場サンセットにも行ける事になったので4泊5日で遠征する事にした。
2003年NINNJA PORKINGで赤坂BLITZに行って以来2度目の遠征だ。
そして記念すべき10回目のBUMPのライブ参戦となった。
宿泊先に荷物を置き、八王子にいる次男と合流。横浜に向かう。
そして着いた小机駅。改札口はBUMPのライブに向かう人手溢れる。改札口を出てすぐに↓の様なコンビにが作ったらしい看板があってウケまくって大笑いw
確かに小机駅からスタジアムの間には何もない。民家が並ぶのみで道々にお祭り並みに出店がでているのに目を見張る。日産スタジアムでサッカーの試合がある時も
こうなの?(笑)
さて、スタジアムに着いた私たちは物販に行こうと思っていたのだが物販に並ぶ人の多さに驚愕!!おまけに凄く暑い。道人の私が太刀打ちできる暑さではない。
早々と物販はライブが終わってからと諦め入場する。
席は東側のスタンド席。時間まで日陰に避難し体力を温存する。
(でもこの時点で相当体力を消耗してました![]()
)


お腹に何か入れないと体力が持たないので売店で食料を買いライブに備えた。
5時ころ着席。7万人入るスタジアムの眺めは壮観。
5時45頃300秒のカウントが始まる。SEなしのライブ開始。
クイックワンもボレロも流れないライブ開始。珍しい。
セットリストは次の通り。
01.Hello,wold!
02.パレード
03.K
<チャマ MC>
04.カルマ
05.ファイター
06.宝石になった日
07.アリア(新曲)
<チャマMC 観客WAVE>
08.流星群
09.大我慢大会
<恥ずかし島へ移動>
10.孤独の合唱
11.ダンデライオン
<ステージへ移動>
12.GO
13.車輪の歌
14.supernova
15.ray
16.虹を待つ人
17.butterfly
en
18.天体観測
「BFLY TOUR」なのでButterflies中心の選曲。
Hello world!、パレードと続いた後の3曲目、思いがけないイントロからの「K」に飛び上がる!たぶんKはライブでは初聴きかも?
ここでKを持ってくるとは。泣けるじゃないか。
そしてカルマ、ファイターと続く。Kを歌われたせいかファイターでの藤の声と
その歌詞に涙が出る。
掴むよ 掴んでくれた手を 闇を切り裂け 臆病な爪と牙
BUMPの曲と初めて出会った時と同じ様に全ての命を肯定する優しい歌がそこに
あった。
そして一気に続くButterflies曲。
7曲目では新曲アリアも歌ってくれた。
その後、チャマMCで会場内でウェーブを。
大我慢大会のあと恥ずかし島へと移動する。
メンバーはアリーナ席の観客とタッチを交わしていく。恥ずかし島では藤とヒロが
アコギを持ち、チャマがエレクトリックアップライトベースを使用。
ここら辺でそろそろカホーンを使ってもいいかも、秀ちゃん。
孤独の合唱で「ウオーオーオー」と合唱が起きる。
次がなんとダンデライオン!!いやー、これには感動したですマジで。
アンコールはわずか1曲。天体観測。エンディングでは花火が日産スタジアムの夜空を彩り、ステージの両側からも花火が。
ということでBUMPのBFYLツアーファイナルは無事終了。
10回目となった今回のライブ参戦だったが、7万人という私にとっては最大規模の会場。藤の歌う声はどこまでも誠実で優しく1人1人の心に届いていたと思う。
今回BUMPのライブ初参戦というファンもたくさんいたようだ。
彼らの曲は確実にたくさんの人の耳に届いてる。
ただ、しかし。
私は思うのだ。
光るリストバンド、弾むバルーン(笑)、花火、映像、そしてチャマの長すぎるMC。私は正直これはBUMPのライブではなくショーだと思った。
ショーとはエンターティメント(楽しませてくれるサービス・娯楽)だ。
ショーは確かにたくさんの人々を楽しませるのかも知れない。
でも私がここに来たのはショーを見るためじゃない。
他の会場のセトリやMC,進行も殆ど同じ。予定調和。シナリオどおりだ。
予定調和はライブじゃない。
ライブは生き物だ。その日にしかないものが絶対に存在する。
彼らの誠実な曲を歌を声を生で聴くために来ている。予定調和なんか知るか、
そんなもの!!なのだ。
迷いながら、間違いながら 歩いていく その姿が正しいんだ
君が立つ地面はホラ 360度全て道なんだ(stage of the ground)
この曲でBUMPと出会い、
昨日よりマシなメシが食えたなら 今日はいいだったと空を見上げて
笑いとばしてやる(ガラスのブルース)
と歌ったBUMP、藤原。
昨日藤原の歌には確かにこの頃と変わらぬ思いは宿っていた。
だからこそだからこそ、過剰はいらないんだ。
過剰は大切なものを削ぎ落としてしまうからだ。
何の曲かは忘れたが、藤原が曲間に「お前ら!!」と叫んだ。
多分ここ最近みんなとか君たちとかは聞いた事はある。
しかし久しぶりに藤の「お前ら!!」をライブで聞いた。
不確かな思いではあるが、これからBUMPはきっと原点回帰をするんじゃないかと思う。そしてライブももう一度小さい箱に戻す気がしてる。
だって今回で痛感しただろう。
大きすぎる箱じゃ本当のライブにはならないもの。
彼らのプレイが肉眼で見え、1日1日やるライブによって伝わるものが違ってくる。
これこそ本当の「Live」
最後に、藤が一人でステージに立った時
「今ここにいる7万人一人一人と握手がしたい気持ちでいっぱいです。本当に
ありがとう!」と何度も深々と頭を下げて言った。
藤、それは言わなくてもいいんだ。
BUMPの曲で歌で伝えて来たじゃないか。
たくさんしゃべる藤原じゃなくていいんだ。
あなたの作る曲が、自ら離そうとそして逃げる臆病な弱者の手を掴みにいっていれば。
今の藤は、自ら手を差し伸べている?
差し伸べてきた手しか掴もうとしていないのではない?
待っているのじゃないか?大事なもの、見えている?
それだけが心配だ。
とにかく田舎者で年寄りには30度以上の灼熱地獄と湿度、7万人は過酷過ぎました。![]()
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でも、60~70代と思われる世代の方もいらして改めてBUMPリスナーの幅の広さを
感じました。寒くてもいいから北海道がやっぱりいいなぁ![]()
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PS.今年37才になる彼ら。藤のフケ方がちょっと心配だったけど元気そう(笑)
愛すべき秀ちゃん、髪型変わってから初めてのライブだったけど変わらず
のキャラでもうウケたw ヒロ、大人になったねぇ~。今回ほどハッキリと
話してるヒロ見たことないよw
チャマ、いつも宣伝係、MC係、物販係ご苦労様です。
だけどさそのファッションどーにかなんねーの?w
マネする男子が多くてウザイんですけどw
*乱筆乱文ならびにBUMPに対しては厳しい意見となってしまいました。
不愉快に思われた方がいらっしゃいましたらお許し下さい。