ライジング2日目の朝。
去年と同じホテルから撮ってみた。左が去年で右が今年。ここは去年より今年の方がマシ。外は霧雨だった。
2日目も、会場内駐車場の入場に時間がかかる事を予想できず(一昨年の会場内がラクに入場出来たので・・・)モンパチ、civilianを観る事が出来なかった(泣)
本日はdefのフラカンから。到着しメインゲートに行くともの凄い泥沼。これは一日中この状態で最も人通りが多い所だったからエゾロッカーたちはとても大変だったと思う。ここに砂や砂利等入れられたら良かったのだけど重機やトラックは入って来れなかったものね。これは対策が出来たら助かるのだけど。にしても2日目は湿度が高くてムシムシ。
さて、フラカン前、時間があったので物販でサコッシュが欲しくて並ぶ。山下達郎とエレカシが隣り合わせ。達郎とエレカシの両方を見せてもらったが達郎のサコッシュにする。デザインも素材も達郎の方が良かったよ。雨にも強い素材でカッコいいんだもの(笑)
余談なのだけど並んでいる時に約10人近くの人が近くまでグッズを覗きに来て
『エレカシのはダサいからなー(苦笑)』とdisって帰って行きました。そこまで浸透してるのか。
☆フラワーカンパニーズ def garage 16:00~
〈セットリスト〉
01.深夜高速
02.はぐれ者讃歌
03.ピースフル
04.吐きたくなるほど愛されたい
05.ハイエース
06.最後にゃ何とかなるだろう
07.真冬の盆踊り
初フラカン。
鈴木さん『ホルモン、クリープハイプ、ハナレグミ、スチャダラパーと被っているのに俺たちを選んでくれてありがとう!』
来年30周年を迎える現在49歳の彼らの、深夜高速で泣き、ハイエースで泣いた。自分らしく転がり続けるロックンロールは最高にダサカッコ良すぎて泣けた。
彼らのこれからの旅も応援し続けたい。
フラカンのdefからレッドスターへ移動する時にPROVO前を通ったらちょうどOvallが音出し中だった。フジロックの映像配信で観ていて凄く良かったので出来れば観たかった。今度は是非に。
☆クロマニヨンズ RED STAR FIELD 17:20~
〈セットリスト〉
01.ナンバーワン野郎
02.どん底
03.タリホー
04.エイトビート
05.オートバイと革ジャンとカレー
06.弾丸ロック
07.突撃ロック
08.今夜ロックンロールに殺されたい
09.グリセリン・クイーン
10.ペテン師ロック
11.エルビス(仮)
12.雷雨決行
13.紙飛行機
14.ギリギリガンガン
15.クロマニヨン ストンプ
2003年、初めてライジングに来た時、サンステで初めて観たハイロウズ。遠くの土手から眺めていたのだけど、その時のヒロトの細さと動きに衝撃。甲本ヒロトは
こういう人だったのかと実感。とてもカッコ良かったのを記憶している。
それ以来のヒロト&マーシー、クロマニヨンズ。 このシンプルでストレートなロックンロールこそ最もポップであり伝わるんだと実感。もう少し前で観たかった。
クロマニの途中から雨が降り出した。
☆The pillows EARTH TENT 18:50~
〈セットリスト〉
01.I think i can
02.ride on shooting star
03.カーニバル
04.サードアイ
05.ADVICE
06.アナザーモーニング
07.Funny Bunny
08.Thank you my twilight
09.LAST DINOSAUR
10.ハイブリッドレインボウ
11.Locomotion,more! more!
クロマニヨンズの最後を諦めてアーステントピロウズへ。到着するとちょうど有江さんが音出し中。アメリカツアーを終えて30thへ向け絶好調のピロウズ。疲れは微塵も見せてない。
裏のサンステで山下達郎がやっているので『雨は夜更け過ぎに~』から始まる(笑)
『山下達郎が来てるのにここで何してんだ?お前ら?オレも行きたかった!』とさわおMC(笑)
セトリも最強!EZOでのハイブリッドレインボウとファニバニのシンガロングの一体感は凄い。箱ライブにはないかもしれない。北海道出身のさわおさんと真鍋さんがいるからピロウズにとってライジングはホーム感がハンパない。さわおさんの実家も
すぐソコだしね(笑)
ピロウズはEZOで参戦者の全てを全力で肯定してくれる。何て暖かくて最高なのか!
11曲で笑って泣いて・・・色んな感情を揺さぶられた。ライジングのピロウズ大好き。有江さん側の前方にいたので有江さんが良く見えた。真剣にベースを弾く姿がカッコ良かったー。君の夢が~~・・・歌って感動して勇気をもらって。あの時のアーステントは忘れられない。ピロウズ最高!!
このあとおなかペコペコで今回初のフェス飯を。タコライスが食べたかったけれどなかったのでカラアゲ何とか弁当を。辛かったけれど美味しかった。
本当はこの時間で観たかったバンドがあったんだけれど疲れたのとちょっとしたアクシデントで一気にテンションが下がり車に一度戻る。こんな時にかかってくる電話には出るべきじゃないね(笑)
今年のライジングの花火!!
☆エレファントカシマシ SUN STAGE 23:20~
![イメージ 5]()
〈セットリスト〉
01.Easy Go
02.奴隷天国
03.RAINBOW
04.悲しみの果て
05.旅立ちの朝
06.風に吹かれて
07.俺たちの明日
08.ガストロンジャー
09.so many people
10.ファイティングマン
11.今宵の月のように
ちょっとしたトラブルで気持ちが萎えてしまったが、気を取り直してエレカシを観るためサンステへ向かう。今年初めてのサンステ。余り前に出てしまうと全体が観えないのでPAのところで待機。待機中雨が降ったり止んだり。
エレカシ宮本の喉の調子がずっと余りよろしくないみたいで心配もしながら期待もたくさんしていたエレカシのアクト。正直1曲目のEasy Goはやはり歌い切れていなかったし、ファイティングマンでたまアリ以来のまさかの巨大バルーン出現で『この曲でこんなのいらないし!ステージが観えないーー!』と突っ込んだりはした。そして声も高音部が出づらいし疲れているようにも見えたが、奴隷とRAINBOWが声よりも魂がこもったものだった。そして悲しみの果ての石くんのソロは泣けた。石くんの金髪タンクレザーパンツはあくまでもパフォーマンス、演出の一部であってそれ以上でも以下でもない。その後旅立ちの朝。全体的にベースとドラムの音量が大きくなっていて石狩の雨空に壮大に響いて幻想的だった。そしてやはりライジングは風に吹かれて。宮本のギターの間奏で泣けた。変なパフォーマンスや石くんのコスプレ(笑)もあったもかもだけどそれが殆ど気にならないほど曲がビシバシと届いた。真剣勝負のガストロンジャーが観れたのは何より嬉しかった。
夏フェスでは最多の11曲。余りニヤける事もなくタイトに全身全霊。この11曲の
キモは間違いなくトミのドラム。もうビシバシ効いていたし、ベース音も全体的に大きかった。voはエコーの殆どかからない仕様だったので歌のアラが見えるvo泣かせのものだったが問題は少なかった。高音部が出ないのと中低音がガサガサした声質だったのでこれはやはり宮本は休まないといけないと思った。
宮本の声が出ていないと後でSNSで観たのだが、個人的にはそんな事は観ている間は少しも感じなかった。何やら今年のライジングはステージの配置変更で他のステージとの音被りを防ぐため何時もより音量が絞られていたとの感想も見た。音量や楽器の音量バランスなどは宮本もよく指示は出すがPAさんの仕事でもあるしね。
ちょっと思ったのはZepp札幌の時に全体的に抑え目で迫力に欠くライブだったので
それはもしかしたら宮本の喉の調子からバンドの音を抑え目にしたのかもしれない。
もしかしたら今回のライジングもそうだったのだろうか。
☆竹原ピストル RED STAR FIELD 00:00~
〈セットリスト〉
01.オールドルーキー
02.Live in 和歌山
03.よー、そこの若いの
04.Forever Young
05.Gimme da mic!!
06.みんな、やってるか!
07.ぼくは限りない ~one for the show ~
08.Amazing Grace
09.ママさん、そう言った ~ Hokkaido days
10.落陽/吉田拓郎
11.ぐるぐる
12.ドサ回り数え歌
13.狼煙
エレカシ終了後、レッドスターへ。途中から竹原ピストル。落陽は吉田拓郎のカバーだが個人的にはドンピシャの選曲。ぐるぐるを聴いてたら友だちからさわおさんがレッドカフェに来るとの連絡が。慌てて行ってみたらチケット売り切れ。
やむにやまれずテントの隙間から覗いたらさわおさんが歌ってました。ホルモンのナヲねーさんも一緒だったみたいですね。
ピストルさんはきっとライブハウスや狭いところで聴きたい音楽なんだと思う。
☆GRAPEVINE ERTH TENT 01:40~
〈セットリスト〉
01.Arma
02.疾走
03.スロウ
04.Darlin' from hell
05.エレウテリア
06.Golden Town
07.CORE
08.光について
09.Everyman,Everywhere
2日目ラストはバイン。今回は疲れがピークで殆ど睡眠学習だった(泣)
1曲目Armaが鳴りはじめたのはわかっているけれど立ちながら寝ていた。
田中さんのMC『ライジングサーン、アリガトサーン!』では目が覚めた。
セットリストを後から確認すると本当にいい選曲。先日ラブシャの生配信でバイン全曲やってくれたのだけど本当に良かったのでなおさら後悔。今年はライジングでバインを観れるのでワンマンは行かないつもりだったけれど思い直した。多分行く(笑)
そんなこんなで私のライジングサン2018『別名田植えフェス2018』は終わりました。去年に引き続き今年も雨降りなのは残念だったけれどそれでも来て良かったと思えるフェスでした。体力がもっとあれば観たいものがたくさんあったなぁ。1日目PROVOのNOT WONKはアジカンとの被りだったしdefのSaucy Dog等々。
来年は訳があって行けるかどうかわからないけれど出来れば行きたいなと思います。
楽しかった。来年は晴れて~~~~!!
という事で遅ればせながら私的ライジングサン2018のベストアクトは・・・
1位 the pillows
2位 エレファントカシマシ
3位 FRIDAY NIGHT SESSION ブッチャーズトリビュート