Quantcast
Channel: ムーンロックの日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 92

メジャーバンドになるという事とファン心理

$
0
0
今のエレファントカシマシの立ち位置は、

『間違った旅路の果てに正しさを祈りながら』

と歌ってメジャーバンド路線にシフトした愛すべき某バンドのその頃と被る。

『多くの人に聴いてもらいたい』

を切り札に飛び出していった彼らは今はライブハウスは小さすぎてライブチケットも凄い事になって、アリーナやスタジアムでやる事がメインになった。
そんな彼らは遠い存在となり、新規のファンが黄色い声でライブ会場を埋め始めて、私はそれ以降段々と彼らの楽曲に以前みたいな魅力を感じなくなって、雑誌も他の物も全く追わなくなり出るアルバムだけは買って聴く。そして今に至る。
ただ、今も某バンドの曲を好きなのは事実。年に一度はライブに行く。
このバンドはずっと見届けたいと思っている。

エレカシはこれまでもそんな時を幾度か過ごしてきているが
今回は別格にバンドが大きく外に開きたがっていると思う。
宮本が言う売れたいを現実のものとするラストチャンスとも捉えているだろうね。

 30周年を1年前倒ししてアニバーサリーイヤーを展開。そこにひっかけた怒涛の
プロモーション&企画ものの音源発売等&懐の広い、物分かりの良い今までの宮本からは余り想像もできないような大人な発言とライブパフォーマンス。

前からのリスナーは押し寄せる新しいファンに戸惑う人もいるだろう。新しいリスナーは余り前からのリスナーの事など気にしない。というかそのバンドマンを好きになるのに他のファンを間に挟んで気を使う必要などないと思っている。これが私の持論だ。音楽はいつでも自分対バンドマンだからね。

バンドと自分との間に他人を挟むから心が乱れる。だから古参だ新規だとの論争が
始まる。古くからのリスナーは自分の中の愛し方を貫けばよい。
そしてそれは他の人には求めるものではないと思う。あなただけの私だけの
そのバンドの愛し方なのだから。
そのバンドが変わった。私の望むバンドの姿ではないと判断したら離れてみるのもいいんじゃないかな。

バンドとしての楽曲作成はAL『RAINBOW』以降のエレカシ、宮本の作る曲が前よりマンネリ化している感はやはり否めないなぁと思っている。
でも私が某バンドに対してそうであるように引いて冷静な目で好きなバンドを見る時があってもいいよなーとは思う。要は、新しいリスナーをこれだけ呼んだのは他の誰でもないエレカシ自身なんだという事を忘れてはいけないと思う。
ファンが増えただけ色んな人が楽曲を聴き、ライブに来るようになるのは当たり前の事。そこで自分がどう思うか。それこそそれは『自由』なんだよね。

何でも好きなものにはのめり込みたくなるものだけど、狂うよりは正気でいたい。
その方が健康的だよ(笑)

PS.人には強要しないけれど、宮本の顔の事ことばかりの呟きやエロい路線に
  持っていきたがるもの、毎度の切り取られた、曲じゃなくメンバーの挙動を取り  
  上げたような動画あげを私は彼らの曲を愛しているが故の呟きだとは到底思えま
  せんけどもね。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 92

Trending Articles