去年のライジングは見事な田植えフェスで、ほぼ3日間雨だったので今年は晴れて欲しいと期待していたのだが、日にちが近づいて来ると台風発生となり果たしてバンドマンたちも本州からのお客さんたちもちゃんと飛行機が飛ぶのか?
もしかして中止になるのか?(ナンバーショット2日目が台風のために中止になった)ライジングまでの一週間は天気予報や台風の予想進路図と毎日にらめっこだった。
それでも台風は大きく太平洋側に逸れてくれたのだが代わりに前線が停滞していたらしくそちらのせいで雨となってしまった。
☆サンボマスター RED STAR FIELD 15:00~
〈セットリスト〉01.世界をかえさせておくれよ02.光のロック03.青春狂想曲04.ミラクルをキミとおこしたいんです05.ラブソング06.輝きだして走ってく07.できっこないをやらなくちゃ08.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ09.YES10.そのぬくもりに用がある11.ロックンロールイズ ノットデッド
会場内駐車場、一昨年は入場にこんなに時間はかからなかった。今年は入場まで約2時間。本日1本目サンボマスターの途中から参戦。最後5曲のみ。レッドスターフィールドが大好きなせいもあり近づいていくと山口さんの声が聴こえてきたのもあり今年のライジングサンが始まる実感が沸いて笑顔になる。レッドは後ろまでお客さんで一杯。
山口MC『嫌な事いっぱいあるけどここに光っているもの(と胸を叩く)たくさんあるからよ。忘れんじゃねぇぞ!』
この熱い山口MCが聞きたかった。この日、サンボの次がTHE BONZEだったが、Vo. JESSIEの急病のため出演キャンセルとなりそのBONZEに捧げる曲『そのぬくもりに用がある』そしてラスト曲へ。いつだったか、お客さんの中に子供を肩車したお父さんを見つけた山口さん、曲を止めてそのお父さんに注意をする。その親子前でサークルが起きていたからそれを見た山口さんの配慮からだった。そしたらそのお父さんが「大丈夫!」と叫んだようで。それ以上注意はしなかったがまわりの人もそのお父さんに対して声を荒げていたみたい。それも察した山口さん、『SNSとかで叩くんじゃねぇぞ。その為に注意したんじゃねぇからな』
色んな事が見えていて色んな思いを背負ってレッドに立つサンボがとてつもなく
カッコ良かった。初サンボ。思いを背負って集まった人一人の涙も笑顔に変えようとする思いに溢れたライブだった。さすがサンボマスター!!
☆ASIANKUNG-FU GENERATION RED STAR FIELD 18:00~
〈セットリスト〉01.センスレス02.ブルートレイン03.サイレン04.無限グライダー05.ノーネーム06.マーチングバンド07.Re:Re:08.リライト09.今を生きて10.banging the drum(bloodthirsty butchersカバー)
サンボ後ホテルにチェックインしてご飯を食べていたらまたもアジカンに遅れる。
まぁこれもフェスならではかな。相変わらずの雨の中5曲聴けた。ワンマンのライブよりもそのパフォーマンスに熱を感じたのは野外フェスと荒れても音楽を楽しもうとするお客さんの熱のせいかな。あとからセットリストを確認したら大好きな曲たちをやってたみたいでちょっと悔しいがそれでもラスト5曲もアジカンのセットリスト的には私のど真ん中だったので文句はない(笑)
野外で[消して~~~リライトして~~~]が歌えたのが楽しかった。
最後にブッチャーズのカバー『banging the drum』。
喜多さんとGotchのギターが凄かった。きっと吉村さんに届いていると思いました。
アジカンが終わってレッドからアースに移動しようとしたら大渋滞。あそこの通り道もう少し広い方がいいかも。まぁ、去年もレッドからdefに移動する時大変だった記憶。
☆THE BAWDIES EARTH TENT 20:00~
〈セットリスト〉01.IT'S TOO LATE02.NO WAY03.YOU GOTTA DANCE04.FEELIN' FREE05.KEEP YOU HAPPY06.HOT DOG007.SING YOUR SONG08.JUST BE COOL09.KEEP ON ROCKIN'
アースでBAUDIESを1曲だけ聴いてレッドカフェに移動したのだけど、
悩みどころだったが山田将司&菅原卓郎弾き語りを選択。1曲だけで楽しかった。
レッドスターでは獄門島一家。アヴちゃんがミニスカート。
☆山田将司(THE BACK HORN)&菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
〈セットリスト〉01.黒い森の旅人(9mm Parabellum Bullet)02.空、星、海の夜(THE BACK HORN)03.風になりたい(THE BOOMカバー)04.15才(BLANKY JET CITYカバー)
雨の強くなる中、浴衣姿で出てきた2人。9mmは全然知らないのだけど将司と卓郎さんの高い声がとてもキレイでした。最後は『獄門島一家~~~♪』で笑った。
短い時間だったけれどこういうレアな組み合わせが観れるのもレッドカフェの魅力。
☆サカナクション SUN STAGE
<セットリスト>01.サンプル02.アイデンティティ03.セントレイ04.さよならはエモーション05.夜の踊り子06.ネイティブダンサー07.ライトダンス08.多分、風09.ミュージック10.ルーキー11.新宝島12.陽炎EN13.三日月サンセット
サカナクションも初。映像などで観ていたけれどEDM系の音楽はさほど好きではなかった。が、観てるうちにだんだんと楽しくて堪らなくなって踊りまくった(笑)途中雨がザーザー降りになったり小雨になったり。
☆怒髪天×RSR FRIDAY NIGHT SESSION
~THE BLOODTHIRSTY BUTCHERS TRIBUTE~ def garage 23:00~
〈セットリスト〉01.ジャックニコルソン/椎木知仁(My Hair is Bad)02.I'm on fire/KO(SLANG)03.NEVER GIVE UP/吉野寿(eastern youth)04.サラバ世界君主/後藤正文(AGIANKUNFU-GENERATION)05.散文とブルース/TOSHI-LOW(BRAHMAN)06.レクイエム07.ハレルヤ08.2月09.7月/bloodthirsty butchers
サカナクションの最後を諦めてdefのブッチャーズトリビュートへ。本日のラスト。着くとちょうどイースタン吉野さんがサウンドチェック中でした。吉野さんごきげん(笑)
ブッチャーズの3人の演奏にただただ痺れる。圧倒的なプレイ。圧巻だった。心に染みた。Gotch、ハープ&アコギでこちらも凄く良かったな。増子さんのMCが周りを笑いに包んでいく。中央に吉村さんのエレキギターが置かれた。そのギターの物凄い存在感。多くのバンドマン達が愛して止まないブッチャーズ、吉村秀樹という人をも感じさせるものだった。イースタン吉村さんのプレイも凄く良かった。エレキギター一本でリアルに一つの世界を表現しきる。轟音でそして美しい。全9曲。終始吉村さんへのリスペクトと愛情に溢れていた。
*2日目に続く・・・